昨日修理に出したiPhone 8を引き取りに行くため、今日の散歩も立川を絡めることとなり、矢川からブアイソーズ公園を経由して、立川駅までの5.5kmを1時間半ほどかけて歩いた。ブアイソーズ公園へ向かう前に、駅近くの花咲く婆さん邸を覗いてみたが、かつてたくさんのプランターが並べられていた庭は雑然としており、雨戸も閉じられ、人の気配も猫の気配も感じなかった。ブアイソーズ公園の猫も現在は第二宴会場に集約された感があり、広いウッドデッキに小白斑の黒白、大白斑の黒白、腰巾着の茶トラ白の3匹が集っていたが、俺に気づくなりみんな隠れてしまって写真は撮れなかった。
10時に退勤してからここまで来るのに2時間近くかかっている。このままでは猫を見つけられないと危機感を覚えつつ、立川崖線のハケ道を登り、市境を過ぎてしばらく行くと、幸運の茶トラ白が門柱のたもとに佇んでいた。
大柄な茶トラ白は不思議そうにこちらを眺めている。この喜びを伝えるいい方法はないものだろうか。
桜の巨木の猫民家を訪ねてみると、いつもの黒白が安楽椅子でお昼寝していた。
こちらに気づくなり地面に飛び降りてしまった。これでも最近は隠れなくなったので、親睦は深まっているものと思われる(ホントか?)。
閾値を超えて近寄ったため、茶トラは後ろの塀に退避。その塀の向こうには……、
この子は古い知り合いで、初めて見かけたのはブログを始めて間もない2011年8月に遡る。この時、同じ場所で茶トラにも会っているが、こちらはさっきのと同一人物かどうか確証が持てない。若いころはなかなか近寄ることもできなかったが(一例)、年を取って性格が丸くなったかな。
この辺りからは昨日と散歩コースが被るが、同じような天気だったにもかかわらず、今日の方が猫影が濃かった。
ていうか分かりにくい?
前後不覚に寝入っていると思ったら、猫だけあって気配には敏感だな。
今日は嬉しい再会があった。以前と様子が変わっているけど、ここがどこか分かるかな?
2年8ヶ月ぶりのチョビ1号。てっきり室内猫になったと思っていたら、現在は家と外を行き来して暮らしているそうだ。たぶん今年で10歳だと思うが、あまり年齢を感じさせない顔立ち。
チョビ1号に会えたのが嬉しくて、夜勤の疲れを忘れたまま13時半ごろ帰宅。前方に黒煙ちゃんを認めて自転車を止めると、向こうもこちらを見つけて駆け寄ってきた。
一瞬お澄ましした黒煙ちゃんを撮って、今日の猫はおしまい。帰宅後、風呂から出ると来客があり、応対した妻が袋いっぱいの柿を持って部屋に戻ってきた。黒煙邸の奧さんが猫カレンダーのお礼にと持ってきてくれたそうだ。先日別猫と勘違いして死んだと書いたはっちゃんはやはり死亡しており、カレンダーに写真が載っていたので懐かしがっていたとのこと。今日は嬉しいことがいくつもあった日だった。