今日は端から休養日と決めていたので、お昼すぎにコインランドリーに出かけた以外は家に引きこもり、動画を見たり猫を撫でたりしてだらだらと一日を浪費した。暇ついでにテレワークで使用する電気代について調べてみたところ、昨日の記事に書いたように、一軒家の一部屋を別契約にすることはできないそうだ。例えば一般的な二世帯住宅のように、(1)それぞれの世帯が壁や扉で仕切られ、(2)それぞれに台所などの炊事場があり、(3)屋内配線が分離して敷設されていなければならないとのこと。東京電力の約款を見ると「世帯」というのは「会計主体の異なる部分」とされていて、要するに我が家の家計により運用されている仕切りのない家屋においては一契約しか結べないということのようだ。幸い、テレワークで使う予定の1階客間は屋内配線が1回路で構成されているので、分電盤に埋め込むタイプの積算電力量計なら対応できるかも知れない。俺は電気工事士試験に落ちた男なので、資格のある人に相談してみる。
今日の記事は今月6日の散歩の後半編(前半はこちら)。福生の踊り子ほか歓楽街の女の子に会いたくて出かけた散歩だったが、雲って暗かったせいか1匹たりとも見当たらず、最初の猫に遭遇するまで40分もかかってしまった。その後もぼちぼちという感じで街外れの緑地帯に到達し、そこで見かけた茶トラ白が福生市内最後の猫になった。
舗装された場所で足音を忍ばせてもやはりバレる。こいつは極めて警戒心が強く、こうなってしまうともう接近は無理。
茶トラ白のあと市境を二つ越えて、次の猫に遭遇したのはきっかり1時間後。去年9月以来の農業集落にたどり着いたのは9時半近く、散歩開始から3時間が経過していた。
民家の敷地でシャカシャカしていたのは茶渦。いわゆる一つのred classic tabbyという毛色だけど、毛並みが少し荒れているようだ。
警戒心をあらわにするものの、逃げずにその場に伏せてしまう。体調が思わしくないのかも知れない。
気配を察してさらにもう1匹。ここは高いところから猫が現れる家だな。
シャーシャー言うばかりの黒白と違って、若いキジ白は興味の方が勝るようだ。一回りして戻ったら地面に下りていた。
この辺りは水田が多く、猫たちには米蔵を鼠から守るという重要な任務がある。自家用米としてはもちろん、最近は東京米を求める人も多いので、多少は販売にも回しているようだ。
農家の玄関先にクリーム発見。もしかしてと思ったらやっぱりいた。
近寄って視界が開けたらほかにも2匹。でも確か黒と三毛は臆病だったような……。
安定のクリームは去年9月以来。さらに遡って1月にもここで会っているので(こちら)、もしかしたらと期待していた次第。
そうこうしている間に三毛はとっとと逃げてしまい、そんな一部始終を眺める黒がこの日最後の発見となった。
こういう土蔵って隙間だらけで鼠の巣窟なんだよなあ。昔の人が猫を祀るわけだよ。
逃げ切ったつもりで油断していた三毛を撮影してこの日はおしまい。カッコいいクリームは夏毛で華奢な印象だったが、次くる時はきっと寒くなっているので、以前のような貫録の冬毛に戻っているはずだ。