昨日とは打って変わって青空の広がった今日、気温もそれなりに上がって八王子では最高15.5℃だったが、予想していたほどではなく、昨日の散歩で寒い思いをしてまで薄着に拘ることはなかった。しかも歩いたコースは猫ヶ丘の高台から一方的に下るだけで、体力的にキツい思いをすることもまったくなかった。ただ、散歩を終えて駅にたどり着いてみると、ちょうど人身事故が発生した直後で、30分もあれば帰宅できるはずのところを1時間半近くかかってしまい、結果的には疲れ果ててベッドにくずおれることになった。駅前には消防署のレスキュー車が少なくとも5台とパトカー、京王電鉄の事業用車などが集結して騒然とした雰囲気だった。
夜勤を終えて職場をあとにしたのは9時半ちょうど。30分に1本のバスが来る時間ではあったが、好天に誘われ1本やり過ごすことにして近所の団地へ向かっていると、傾斜地の盛土に白っぽい生き物を発見。昨日はあんなに寒かったから、やっぱり日差しを求めて出てきているね。
芝生の上で転がり始めた。日差しを浴びてこれをするのは気持ちいいだろうなあ。
5月から道路向かいの団地で見かけるようになった子。半年ぶりだけど元気そうで何より。
妹ちゃんは所定の場所に見当たらず、舌を鳴らしながらその辺を歩いていると、木立の方から鳴き声が聞こえてきた。
ねぐらのアパートは外壁修繕工事が始まっていて、作業中は離れた場所に避難しているようだ。警戒気味ではあったけど、尻尾がレーダーみたいに上を向いているところを見ると、俺の顔は認識しているみたい。
冬の間はあの手の工事が続くから、猫にとっては受難の季節でもある。
日差しを浴びてとろけるような表情の猫。場所はすでに猫ヶ丘の高台。
一方、人懐っこい方は定位置で人待ち顔。お昼ご飯にはまだ少し早いようだ。
背後のコンクリートブロックに朝の残りが見えるけど、湿気たカリカリは食べない主義。
近寄ったら茂みの奥へ引っ込んでしまった。そこから見る外界は眩しそうね。
ごろごろしているのはスッパニャン。もともと酸っぱい顔がより酸っぱくなっている。
猫ヶ丘を歩くようになったのは平山へ引っ越した2016年秋からで、奥の鉢割れもその年の10月上旬からの知り合いだが、7年経っても懐く兆しはまったくない。
スッパニャンに出会ったのはその翌月。こいつも懐かないけど鉢割れほど拒絶的ではない。特にこういう暖かい日は気持ち良さの方が勝るみたい。