今日は朝から暗く曇って北風が吹き、終日に渡り気温が一桁という寒い日だった。こうなることは予報で分かっていたが、明日は17℃まで上がるというから、闇雲に厚着で出かけるわけにもいかない。両方のバランスを取ったつもりで選んだ服装が薄すぎたので、日野~甲州街道を結ぶ1時間20分の散歩は凍え死ぬかと思うほどで、今シーズン初めて手がかじかんでカメラをうまく操作できないという事態にもなった。まあ今日我慢した分、明日は楽に歩けるはず。
このコースを選んだのはオートフォーカス迷う君に会うためだったが、今日も脱兎のごとく逃走してカメラには収まらず。これで2回連続逃げられているので心が折れそうだが、日曜日にそちら方面を歩くチャンスは何度でもあるので今後も頑張る。
1匹目は姿勢を低くして民家の庭に潜んでいた。
黒白のように見えて実はまだら。詳しく言えばブラックスモーク白という毛色。
……なので一旦その場を離れ、自宅へ戻ったころを見計らって再挑戦。色斑が小さいので分かりにくいけど、尻尾を見ると完全な黒ではないことが分かる。
たまにここらで見かける麦わら。呼ぶと近寄ってくる人懐っこい子。
たまにしか会わない子でも、ああして見送りされると後ろ髪を引かれて立ち去りがたい。
声をかけたら何もなかったかのように近寄ってきた。あっちの方はもういいの?
激しく転がるキジトラ。何度も見かけている子だとは思うけど、この辺りには似たのがたくさんいるので今いち見分けがついていない。
次の猫もキジトラ。今日は寒いからみんな隠れて丸くなっているだろうと思ったけど、意外に出歩いているものだね。
この調子で寝坊助四天王の寝ぼけ顔も見たかったが、あいにく箱の中に入っているらしく姿は見えなかった。もともと最大で4匹の猫が暮らしていた場所なので、寒い時はくっついて過ごすなどもできていたが、今残るのは1匹だけなので以前のような姿は見られない。冬の朝に訪ねて行っても箱から出ていることは恐らくないだろう。