一昨日から昨日にかけて、オホーツク海上の低気圧が急激に発達して、道東は台風並みの風と大雪で大騒ぎだったらしい。紋別~羽田の飛行機は両日とも欠航になったので心配していたが、今日は向こうもこちらもよく晴れて、飛行機も予定通りに飛んでくれた。元妻は無事に我が家に到着して、10ヶ月ぶりにサチコやマコちゃんとまったりしている。
今日は羽田空港に到着する元妻を迎えに行ったので、そのついでに海浜公園の猫たちに会うことにして、7時前に家を出た。立川から南武線を経由して、現地に着いたのは9時を少し回ったあたり。バスを降りて、公園に向けて工業地帯を歩いていると、早速1匹の猫を発見した。
日なたに佇む黒白のうしろには、ご飯と水の皿が置いてある。この辺りには猫を飼っている会社や工場が多い。
公園の手前でもう1匹。自販機の上は格好の日なたぼっこスペースだ。
約7ヶ月ぶりに訪れた海浜公園はあいにく工事中で、人工の砂浜や岩礁には入れない。プロムナードでは数匹の猫が思い思いに寛いでいた。
左側の黒白は何度か会ったことのある子。若い猫たちに慕われているようで、入れ替わりでくっついていた。
黒白の隣に座って休んでいると、離陸する飛行機が頻繁に通過して行く。でもここの猫たちはみんな慣れっこ。
どこからかキジ白が現れて、工事中の海岸に出て行った。厳重にフェンスが張られて人間は入れないけど、猫が通り抜けるのはたやすい。
先ほどの黒白たちは、くっついたまま目を閉じて、気持ち良さそうにしている。どう見ても母子のようだけど、大きな黒白はたぶんオスなんだよなあ。こいつはほとんど無尾に近いボブテイルで、後ろから見ると立派なものがぶら下がっている。
「ここは住むには厳しい場所なんだよ。助け合わないとやって行けないのさ」
その背後の芝生では黒白が一人遊びしていた。今日は今までになくたくさんの猫が出ていたが、広い公園内をぜんぶ網羅しようとすると、くたびれてしまって次に差し支えるので、だいぶ端折って撮っている。
小柄な黒白は2匹いて、この子が残りの1匹。こちらに興味はあるようで、呼ぶと近寄ってくるんだけれど……、
海辺に出られない海浜公園に人影はなく、出てくるのは猫ばかり。もう10時半すぎだから、普段なら平日でもそれなりに人がいる時間帯。
バスの時間が近づいてきたので、そろそろ行こうと思って腰を浮かしたら、茂みからキジ白が出て来た。
今日はこのあとバスで某巨大卸売市場に移動して、そこからさらに大森の下町を目指して歩いてみた。続きは明日。