今週はあまり猫に会えず物足りなく感じていたので、今日は比較的猫影の濃い久地付近を歩いてみた。そんな場所があるならもっと早くに行っときゃいいという話もあるが、条件の悪い今の時期、そういうところにばかり頼っていたのではあっという間に散歩地が枯渇してしまう。加えて久地というのは南武線でもかなり混雑する区間にあり、散歩を終える8時前後にもなると車両によっては超絶ラッシュになるので、できれば避けたいという理由もある(まあそれでも1985年ごろの田園都市線に比べれば可愛いものだが)。
今日歩いたコースは、いつもなら津田山や武蔵溝ノ口から久地まで通して散歩するところ、日が短くて時間がないので後半だけ独立させた形になる。このコースの前半部分は先月29日に歩いてたくさんの子猫に会ったことは記憶に新しいが、俺の知る限り後半にはそれほど活きのいいのは生息しておらず、すっかり成熟してあまり動かないのが多い。ただ1匹目はその中でも若い方に見えた。
探し物というより人待ちの顔つき。お腹が空いているなら、いつもの人からもらってね。
こちらはいつもの猫路地。定位置にいるだろうと思っていた猫がやっぱりいた。
しかし活きは悪い。ここはよほど居心地のいい場所なのか、8割ぐらいの確率でこいつが乗っかっていて、常に眠そうにしているか、あるいは本当に寝ている。
その下には順番待ちの黒白がいた。エコキュートって設置したことがないから分からないけど、そんなに居心地がいいものなの?
この子はずいぶん久しぶりだと思う。記憶に残っている限り、前回会ったのは去年4月。
時間が押してきたので急ぎ足で駅へ向かっていると、民家の裏窓に張り付く黒を発見。
きれいな毛並みの黒。丸い目でしばらくこちらを凝視していたが、すぐに植木の陰に隠れると、それきり動かなくなってしまった。人懐っこそうに見えたんだけどな。