今日は東京都心で26.3℃まで気温が上がり、日差しもあったのでかなり暑く感じた。夜勤明けの退勤時刻は10時で、最寄り駅の唐木田か京王堀之内までは徒歩で15~25分かかるので、散歩開始は11時を過ぎる。今日のような天気だと、時間の経過ともに指数関数的に引っ込んでしまうため、猫探しは一刻を争う。唐木田から急行~新百合ヶ丘から快速急行という最速のスジに乗れたため、新宿駅に降り立ったのは職場を出てから1時間後の11:03だった。
わざわざ新宿に行った理由は、センサークリーニングを頼んであったK-5を引き取るため。そのあと西新宿の住宅街で猫を探すつもりでいたが、気温の上昇だけでなく、正午になるとランチタイムの勤め人が一気に出てくるため、速やかに用を済ませて帰途につくつもりだった。
日差しありの夏日という条件下、見えるところにはいないのではないかとの危惧もあったが、大通りから路地に入ると猫はすぐに見つかった。時刻は11:27。
農村の猫と違って、都会の猫は雑踏慣れしているから撮りやすいな。
日なたと日陰の微妙な場所で寛いでいる。この時の気温は23.3℃ほどで、やや薄雲がかかって白んだ光。
毛繕い中のキジ白に挨拶したらお澄まししてくれた。そういやこの街はキジ系が多かったな。
出てきたのはきれいな毛並みのチョコレート白。チョコレート系の毛色はとても珍しく、このブログでは3例目となる(残りはこちらとこちらだが、後者はカラーポイントかも知れない)。ソリッドチョコレートは黒猫の色調を司るB遺伝子座が劣性のbbかbblの時に発現する。
うしろの2匹は微妙に異なるキジ色で、目の色もイエローとグリーン。この辺りはどのような遺伝なのか、情報がないので不明。
雑居ビルの猫たちはお昼ご飯が始まった。その辺をぶらぶらして時間を潰していると、塀の向こうから心配そうにこちらを窺う猫発見。
食後の3匹。帰宅してから調べたら、チョコ白には2年半前にも会っていたことが分かった。その時は暗い場所での撮影でよく見えなかったせいか、濃いめの灰白だと思っていた。
正午からの混雑を避けるとの予定通り、ここで時刻は11:59。このあと東中野まで歩くつもりだったが、もう充分会えたので新宿から京王線で帰った。明日は休養日にすると思う。