長い雨が止んで今日は朝からよく晴れた。明日は終日にわたり電気工事が入るが、それを除けば引っ越しの片付けもほぼ終わり、これといってすることもないので、久しぶりに休日を利用して猫探しの散歩に出かけてきた。
今日のコースは武蔵野線の東所沢から新秋津までの約7.2km。下安松の肉食系三毛ちゃんに会いたいと思いながら、なかなか足が向かず、8ヶ月ぶりの訪問となってしまった。去年は夏が猛暑だったし、秋口からは引っ越しの準備や台湾旅行などで忙しく、2回も乗り換えなければならない場所へ行くのが億劫になっていた。
しかし新居からなら武蔵野線に乗るのはたやすい。一応、分倍河原が最寄り駅ということになっているが、実は府中本町も中河原もほとんど同じ距離で、自転車ならどこも7〜8分で着いてしまう。自宅玄関から東所沢まで30分で行けるのだから、出勤前に立ち寄ることさえできてしまうかも知れない。
児童生徒の登校時間と散歩が被らないよう、家を出たのは割と遅めの7:50。影はまだ長かったが、近所の猫が日に当たって被毛を乾かしていた。
見覚えのある顔。去年9月、この街へ引っ越すことが正式に決まって、初めて下見に来た時に会った子だ。半年ぶりだけど元気そうで何より。
東所沢駅をスタートしたのは8:20。心当たりを歩いていると、とあるアパートの裏にサビ発見。
しばらく会っていなかったので、娘かと思っていたけど、帰宅して調べたら母だった(家族写真はこちら)。あれから5年も経つのにサビって年齢が分かんないね。
肉食系三毛ちゃんの住む畑にやってくると、三毛ちゃんの代わりに茶色いのがいた。
顔見知りの茶トラの女の子。目つきが険しいのは地顔(幼いころの顔つきはこちら)。
この辺りは割と猫の多い場所で、雨上がりのこの天気なら、ほかにも会えるかも知れない。そう思ってぶらぶらしていると、案の定いた。
フレンドリーな子。毛色はレッドクラシックタビー白で、うちのマコちゃんと同じ。
その辺を一回りしても三毛ちゃんが出てこないので、諦めて先へ進む。大きな民家の裏手に2匹の猫がいるのが分かるかな。
気配を察してどこからか三毛も現れた。やっぱり雨上がりは猫多いなあ。
目元が女の子っぽいと思って確認したら、ボブテイルの下に立派なものがぶら下がっていた。
今日は肉食系三毛ちゃんに会えなかっただけでなく、猫農家の猫たちもまったく見かけなかった。東所沢から新秋津へ向かう場合、かつては伊之助ほかたくさんの猫たちの暮らす猫農家に立ち寄るのが定番だったが、代替わりでもして方針が変わったのか、2年ほど前からめっきり数を減らしていた。もう本当に1匹もいないのだとしたら淋しいことだ。