まだ未確定ではあるが、テレワークへ移行する前にしばらく出社する必要があり、恐らく1ヶ月程度は続く可能性がある。それが終われば季節は秋になっているはずなので、すぐに光熱費が跳ね上がることはないと思うが、本格的に寒くなる前にできる準備はしておきたい。
今さらの話だが、テレワークになると通勤交通費が支給されなくなる一方、自宅で消費する光熱費や通信費については雀の涙の金額しか支給されない(弊社の場合)。しかも実費計算が難しいことから就業規則で決められた一定額ということになり、その場合は課税対象になるので余計目減りする。せめて空調や照明、業務用パソコンやネットワーク機器などの電気代だけでも非課税で全額会社に負担させたいので、テレワークで使う一部屋の電気を別契約にできないかと考えている。壁コンセントに噛ますタイプの積算電力量計も存在するが、さすがにエアコンの大電流までは対応していないようだ。まともな労働組合が存在すれば、こうした問題を取り纏めて会社と交渉してくれるものだが、今は本来の役割を放棄したかのように無関心なので、何かあるたびにいちいち対峙しなければならず精神が削れる。
まあそんなテレワークではあるが、ほとんど唯一良かったと思っている点は、今後サチコが寿命を迎える時に傍で看取ってやれそうなことだ。職場には役席を含めて猫を飼っている人が何人もいるし、猫が急変したとか臨終だとかいう時に事情を理解してくれるとは思うが、そもそも出勤日だったらそれで間に合うとも限らないので、看取ることは難しいだろうと覚悟していた。今後は仕事中もサチコを膝に乗せていられることがいちばんの喜びだ(時々マコちゃんも)。
今日の散歩は新秋津〜東所沢の7.7km。この区間を歩き切るつもりで散歩することは時々あるが、距離が長めなので途中で時間切れになることが多く、予定通り東所沢に到達したのは3月下旬以来5ヶ月ぶり。いつもの通り吊り目の黒白に会えることを願っていたものの今日も叶わず、残念ではあったが、その近くで思いがけず猫家族を見つけられたので結果的には良かった。
あれに見ゆるはお母さんと思しき三毛。
この路地は県境。東京都側にはお母さん、そして埼玉県側には子供たちの姿も見える。
30km/hほどのスピードで県を跨いだのは茶トラ白の子猫。若いのにすごい速さだね。
警戒心が強くてこれが限界。もう1匹の子猫(三毛)と母は家の中に隠れてしまった。
今日の記事に書きたかったもう一つのことは、特異的ともいうべき今夏の湿度の高さについて。6時の時点で27℃というのも高めだが、それにも増して毎朝のように90%以上にもなる湿度が散歩の身を苦しめる。昨日の奥多摩も小河内アメダスで96%を記録しており、それが雨や曇りではなく日差しのある時に起きるからとても辛い。猛暑日の日中と変わらない量の汗をかくので、こんな早朝でもこまめな水分補給が欠かせない。
ほら見て、奥の団地が湿気で霞んでいるのが分かる?
猫は車の下にいた時点で俺の存在を察知しており、すでに逃走モードになっている。
一旦止まって振り向くので完全な拒絶でもなさそう。いい子だね、おいでー。
想いが伝わらず、車の下に潜ったキジ白を諦めて次の猫。ごみ容器の上で三毛が香箱を組んでいた。
呼ぶと返事するけどカメラは苦手のよう。特徴的な毛色はティッピング入りのブラックスモーク+カメオ+白の三毛で、加えて尋常性白斑も現れているように見えるね。
最初に会った県境の猫家族を除き、後半見かけた猫はみんな同じ家で暮らしているようだ。あとで調べたら、先ほどの三毛ちゃんにも今年1月に少し離れた畑で会っていた。
今日撮った写真はバランスが偏っていて、このあと会った2グループ3匹だけで23点にもなったので、それらは日を改めて紹介する(こちら)。今日の散歩もテレワーク移行を見越して今後行きにくくなる場所へ行くという趣旨であり、馴染の猫たちにたくさん遊んでもらった次第。