三連休のすべてを次期猫サーバ開発に費やしたお陰で、パーペキな構築手順書がついに完成した。「段取り八分の仕事二分」とは誰の格言だったか、今度の手順書はまさしくそう呼ぶに相応しいものだ。趣味に捧げる時間と情熱を同じくらい仕事にも向けていれば、ひとかどの者になっていたかも知れないのに、今後もそうした予定がないのは大変残念なことである。なお本番作業日はまだ未定だが、できれば3月中には完了したいと思っている。
冗談はさておき、今日は四日ぶりの夜勤となり、出勤前の散歩コースは比較的軽めの日野~甲州街道を選択した。正午前に家を出てみると、外は日差しが降り注いで暖かく、近所の猫たちはみんなお昼寝中と見えて誰もいない。できれば黒煙ちゃんを撫でてから電車に乗りたかったが叶わず、最初に猫を撫でたのは散歩開始後の12時半だった。なお、黒煙ちゃんの姿は一昨日の夜、コーラを買いに出た時にお尻だけ見かけている。
お散歩中の三毛婆さん。ひょこひょこと数m歩いては休み、休んでは歩きを繰り返していた。
初めて会ったのは約6年前の2015年3月。当時すでに熟女だったが、ここに来てずいぶん老け込んでしまった。
特にサビは人懐っこい子。初めて会ったのは2014年9月だったが、その年の子猫にしては大きかったので、2013年生まれの今年8歳ではないかと思う。子猫の時の性格が年を取っても変わらないのは、人間の世界で言うところの三つ子のナントカというやつかしら。
猫民家の周囲もだいぶ様変わりしていて、当時畑だった隣地はアパートになっている。
至近距離で香箱を組むサビ。心なしか白い毛が増えたように見えるのは、もしかして尋常性白斑かな?
日なたに出ると背中のレッドがよく分かる。この近所は赤茶けたキジトラが多いので、とても紛らわしいんだよね。
このころ気温は11℃ほどで、日陰にいると寒いレベル。猫たちは巧みに日なた(かつ目立たない場所)を見つけている。
もう1匹の毛色は限りなくキジトラのように見えて、実は麦わらの二毛。正面からレッドは確認できないが、背中にはぽつぽつと赤い毛が生えていた。
転がっているのは麦わらの方。一度混ざっちゃうともう分かんない。
今日の散歩は前半が盛況で後半がからっきし。散歩開始から55分経って見かけたキジ白が最後の猫になった。
さらに一歩近寄ったら塀の向こうに飛び降りた。被毛に隠れて見えないが、緑色の首輪を巻いていたので、この家の飼い猫かも知れない。