昨日は夕方から父が来て仏壇に線香を上げていった。2階から下ろしたのはそれが理由で、足が悪くて階段の上り下りが困難なため、あらかじめ居間に設置しておいたのだった。1974年に婆ちゃんが死んで以来、家族を見守ってきた仏壇だが、今回の転居をもって処分し、中身は弟の家に移すことになっている。
一通り拝み終えたあと、駅前で一杯やるため、連れ立って居酒屋に向かっていると、通りにシャム混1号が出ていた。父を介助していたので構うことはできなかったが、元気にやっているようだった。引っ越す前にもう一度会えればいいんだけれども。
休暇2日目の今日は朝から高麗に出かけてきた。できれば去年のように彼岸花の季節に訪れたかったが、今年は天気の悪い日が多く、休みも合わなくて行けずじまいだった。とはいえあのような里山は、いつ行ってもそれなりに楽しめる。沿道の猫たちに会うのを楽しみにして、7時ごろ家を出た。
昨日のようにシャム混1号が出ていないかと思って、辺りを見回しながら駅に向かっていると、遥か前方に黒い物体を発見した。
ここで猫を見かけるのはとても久しぶり。こいつは初めて見る顔だ。
高麗に着いたのは8時ちょうど。駅前のベンチでお握りを食べたあと、最初の猫拠点に行ってみると、家の前にいつもの三毛が座っていた。
鋭い視線で周囲を見張る三毛。もう少しフレンドリーな顔じゃないと、お客さん買いにくいと思うよ。
茶トラは地面の2匹と折り合いが良くないのか、にゃあにゃあ鳴くばかりで下りてこない。
こちらはクリーム。ちょうどゴミ収集車が通過して行ったので、びっくり顔になってしまった。
猫農家の猫たちと別れたあと、最初の休憩所に立ち寄った。駅からそんなに遠くはないが、これから先は座るところもトイレもないから、ここで済ませておかなければならない。
先客がいるね。
敷地で寛いでいたのはキジ白。戻ってきたサバ白がその位置に収まった。
この家の猫たちはみんな似たような毛色で、ひげ袋にぽっちがあるから、数回来ただけだとなかなか見分けがつかない。
こちらは休憩所で休憩していたサバ白。おっぱいの周りが黄ばんでいるので、どうやらお母さんのようだ。
君が子供なんだろうけど、おっぱいを飲むほど幼いようには見えないねえ。
ここではこのあとも、たくさんの猫が登場することになる。ページが重くならないよう、一度に載せるのは30枚未満にしているので、今日はこれでおしまい。続きはたぶん次の夜勤の時かな。