今朝起きたら頭が痛かったので、これはいかんと思って、先日風邪を引いた時に病院でもらった鎮痛剤を飲んだ。俺の頭痛は薬では収まらないことが多く、ダメなら諦めるつもりでいたが、幸いなことに今日は上手く効いてくれて、予定通り某巨大公園その他を散歩することができた。ただ、こういう場合、頭の痛みは抑えられても、目眩や吐き気は残ってしまう。なので最初は多少ふらふらしていたが、某巨大公園で腹ごしらえをしたらそれも治った。
家を出たのは8時すぎ。近所の路地を通りかかると、麦わら1号が紫花菜に囲まれて日に当たっていた。
どこからかシャム混1号の鈴の音が聞こえたような気がしたが、今朝見かけたのはこの子だけ。
電車に乗る前に駅北側の児童公園に寄ってみると、いなくなったと思っていた三毛が、当たり前のように桜の絨緞に座っていた。
面倒を見ていた家が引っ越してしまったので、この公園に常駐していた猫たちも四散して、どこかに消えたと思っていた。元気そうで良かった。
こいつに会うのも久しぶり。ほかにもキジトラを見かけたが一瞬で逃亡した。ここのメンバーはみんな元気にしているようで何よりだ。親切な人々に恵まれたのだろう。
心配していた猫たちと思いがけず戯れられたのは良かったが、その後は芳しくなく、次の猫に遭遇したのは2時間20分後……。某巨大公園で働く2匹の猫のご機嫌伺いに行ってみた。
「昨日はとても忙しかったからな。でも僕はこうして出勤しているのに、どうしてあいつはそれができないんだろう」
「だって昨日はお客さんがいっぱいで疲れちゃったんだもん」
「こいつは労働をナメてる。絶対ナメてる」
寝坊助さんのキジ白と口うるさい茶トラのあとは、美人さんの公園に寄ってみたが、あいにく猫は不在。マンションの裏に回ってみると、以前妹を見かけた場所で寛いでいるのがいた。
美人さんの妹かと思ったら違ってた。でも赤毛のキジ白だから親戚筋かも。
誰かと思ったら美人さんのお姉ちゃん。今日は珍しく大声で鳴いていた。
この子もちょっと赤茶けているね。狭い範囲のことなので、みんな親戚だったとしても不思議じゃないんだけど。