昨日は一日中なにもしないでゆっくり過ごしたお陰で、溜まっていた疲れがだいぶ取れた。そろそろ寒くなってきたので、冬仕度もするつもりだったが、やっぱり次回に持ち越した。というのも、昨日の天気予報では、今日の最高気温が25℃となっていて、夏日になろうという時に、慌ててストーブやコタツを出すこともないと考え直したからだ。実際は21.5℃と、そこまでは上がらなかったようだけれども。
3日ぶりとなった今日の散歩は、八王子から片倉までの一駅。外に出ると蒸し暑く感じたが、曇っていて日差しはなかったので、それなりにいるだろうとの見込みのもと、13時すぎに散歩を開始した。
駅のペデストリアンデッキから降りて、わずか2秒で最初の猫を発見。肉眼では布切れか何かにしか見えなくて、カメラの望遠レンズ越しに確認したら猫だった。
黒い方は袢纏みたいのを着ているね。だから猫に見えなかったのか。
たまに猫を見かける通りで、民家の玄関先に張り付いているのがいた。
扉は固く閉ざされたまま。まだお昼すぎだから、ご飯は当分先じゃないの?
「ち、ちょっとお祓いしてたの。誰にも見られちゃダメだから、猫神様には内緒にしておいてね」
ごろんごろんの三毛のあとは、分水嶺を越えて下り坂になる。急な坂道をとぼとぼ下りていると、目の高さになった駐車場から黒白がこちらを眺めていた。
目隠しフェンスの下の隙間からしか見えないので、かなり辛いアプローチ。キジ白もいるんじゃん。カマキリもいるんじゃん。
狭い隙間にレンズを差し入れていると、キジ白が様子を見に来た。向こう側から見たら、さぞかし怪しいんだろうな。
さらに茶トラの子猫も登場。隙間からお騒がせして済みませんねえ。
あくびなどして呑気な感じのキジ白だけど、実は怒っていたらしく、手を差し出したら思いっ切り引っ掻かれてしまった。怒ってるんならもっと分かりやすく怒ってよ。
でも茶トラは人懐っこい子。最後ににゃあと見送られて、その場をあとにした。
北海道出身の俺は、こういうのを川と呼ぶのはとても抵抗があるんだが、ほかに呼びようがないので、河原に猫発見と書いておく。
水鳥を観察していたらしき茶トラ白。15分ほど休んでいたら、その間ずっと水面を見つめていた。