突然だがこれから山形に行ってくる。新宿から夜行バスに乗り、明日の早朝に着いて、猫関係業務を遂行したのち、気紛れを起こさなければお昼ごろ帰途について、24時間以内に帰ってくると思う。夜行バスの過酷さは何度か経験しているが、今回は3列シートだから大丈夫だと思う。
今日の散歩は朝から谷保に出かけてきた。異動に伴い、通勤時に南武線沿線を散歩するのは難しくなる。特に木道の公園は駅から遠く、今後はなかなか行けなくなるので、白と黒白のコンビの消息を確かめておきたかった。
日勤と同じ6:20に家を出て、矢川駅をスタートしたのは7時前。まずはブアイソーズの公園に寄ることにして、人気のない道をぶらぶら歩いていると、脇の緑地帯からこちらを見つめる視線を感じた。1匹はすでに逃げている。
静かな住宅地に佇んで、ご飯待ちの風情。ブアイソーズ公園に近いけど、あちらのグループとは交流はないようだ。
一方、こちらを見つめていた黒はものすごく臆病で、目が合っただけで逃げてしまう。気づかれないように、茂みの隙間からカメラを向けたのがこの1枚。
ブアイソーズ公園では、まず腰巾着の茶トラ白を見かけた。見張り役を買って出ているのかな。
俺はここの猫たちには完全に不審者扱いされているので、視線が冷たい……。
夜撮ったように見える写真。奥のキジトラは目が悪いのか、瞳孔が開き切っている。
常駐の薄色長毛二毛。俺に愛想を振りまいても利益にならないことを知っている顔だ。
ボス的キジ白は不在らしい。しばらく来られないと思うから、よろしく言っといてよ。
最初の緑地帯には猫たちが戻ってきていた。じゃあみんな元気でね。
その後、緩やかな段丘を休日モードでゆっくり歩いてみたものの、意外に猫の姿は見当たらず、次に遭遇したのは、疎水べりの民家にたどり着いてからだった。ちょうど家の主人が出てきたところで、カメラを示して猫の写真を撮りたい旨を告げると、「もしかして一日一猫の人?」。猫散歩していて、ブログを見てくれている人に遭遇したのはこれで2回目。もう少しきちんとした身なりで歩かんといかんな。
薄曇りでちょうどいい気温なのか、気持ち良さそうにしているね。
もう1匹の白は足をケガしたそうで、エリザベスカラーをつけて家の中で療養中とのこと。撮影している時も、「出してくれー」と鳴く声が聞こえていた。
疎水のほとりの猫民家は、お気に入りの散歩コースだっただけに、今後あまり来られなくなるのは残念。府中本町経由なら通らないこともないけど、あまりにも時間のロスが大きすぎる。
疎水の次は木道の公園に寄ってみた。改修工事が終わったあとも、黒白だけは無事にしているという情報もあったが、時間をかけて探してみても猫の気配は感じられない。20分ほど滞在したのち諦めて、谷保の駅に向けて再び歩き出すと、砂利の駐車場で寛ぐキジ白に遭遇した。
ずいぶん前にもこの辺で灰白を見たはずだと思って、帰ってから調べたら、2012年9月にも会った子だった。
谷保駅に着いたのは、散歩開始から2時間20分後の8:40。最後にいつもの場所でスクーター二毛にも会えた。心残りなのは木道の2匹だが、正直もう無理なのではないかという気がしている。