今日は浜松町に用があって都心に出たので、ついでにあちらの知り合い猫に会いに行ってきた。15時からの約束にもかかわらず、家を出たのは6時半前で、時間があるのをいいことに何箇所も回ったが、会いたい猫に会えたり会えなかったり、あるいはもう会えないことを知ったりと、色々なことがあった一日だった。
残席2の青梅ライナーに辛うじて乗れて、最初に向かったのはフォーン君の超巨大公園。8時ちょうどに現地に着いて、思い当たる場所を1時間ほどかけて当たってみたが、常駐していたはずの黒三毛や薄色三毛の姿はなかった。
あまり長居すると暑くなって、あとが大変になるので、諦めてバス停に向かっていると、道路脇の植え込みから巡回中と思しき猫が現れた。
バスに乗って次に向かったのは門前仲町。橋の下に住む猫たちのご機嫌伺いのつもりで行ってみたが、ここでも誰にも会うことができなかった。ふと見ると、空っぽの猫ボックスに張り紙がしてあって、ここらでいちばん人懐っこかった白が、4月20日に死んだと書かれていた。実は最近、このブログにも、橋の下の白猫で検索したアクセスがあって、それがちょうどそのころだった。きっと気にかけている人が多かったのだろう。もう少し早く行っていれば一目会えたのにと思わないでもないが、今日行ったからこそ、道行く人に惜しまれながらあの世へ行ったと知ることができた。最後に会ったのは去年の10月だった。
門前仲町界隈は、東陽町勤務の時に何度か歩いて、猫がいそうな場所も何箇所か知っているが、暑かったせいか、1匹も見かけないまま再びバスに乗り、次は月島で降りた。
日陰で休む猫と婆さん。
こいつはとても久しぶり。この辺りの路地を縄張りにする茶トラ。
指の匂いで挨拶したら、ごろーんしてくれた。前回会ったのは一昨年3月。元気そうで何よりだ。
勝どき勤務時代の散歩道を思い出しながら歩いていると、見覚えのある路地で見覚えのある猫を見かけた。
こちらも一昨年8月以来の茶トラ白。前にも増して恰幅が良くなったな。
隅田川1号の縄張りにやって来た。現れるのを待っているうちに、時刻は正午近くになり、そろそろお昼休みの勤め人が大挙して出てくるので、撤収しようかと考えていた矢先、いつの間にか植え込みの向こうに佇んでいた。
「にゃあ」とは言ったものの、あんまり芳しくない反応。どうやらお昼寝に来たようだ。
日陰の路地で猫発見。ここは勝どき勤務初日、初めて猫を見つけた場所。
無言のまま様子見モードに移行した。試しに指の匂いを嗅がせたら、自転車の奥に引っ込んでしまった。
その後、約束の時間に合わせて、少しずつ浜松町に近づいていき、次の猫は麻布の外れで発見。
夫婦者かと思ったら、三毛の姉妹(母娘?)だったようだ。お寛ぎのところ済みませんね。
こういう地面は冷たくていいね。真夏になればあと10℃は上がるから、そうなったら追っつかないかも知れないけど。