7月2日にサチコを動物病院に連れて行った。当初この日はマコちゃんの歯石除去を依頼するつもりで、全身麻酔に先立って必要な検査してもらうことになっていたが、ここのところサチコの尿比重値が下がってきたので、優先順位を考えて予定を変更した。内容はSDMAと呼ばれる腎機能検査で、この結果が芳しくなければ食餌療法へ移行することになる。検査結果はすでに出ているはずなので、明日の仕事帰りにでも病院に寄って聞いてくる。
一方、俺は俺で昨日から術前の点眼を始めていて、1日4回、炎症や感染症を防ぐ2種類の点眼薬を差している。明後日の手術は正午に眼科へ行き、それから3日間は眼帯が取れず風呂にも入れない。軽い運動が可能になるのも術後3日目以降だそうたが、カメラを扱えるかどうかはその時になってみないと分からない。目が機能するかということだけでなく、術後感染を警戒しなければならないので、1週間程度は大人しくしていた方がいいかも知れない。ドクターにも相談してみるが、明後日からしばらくの間、ブログをお休みする可能性のあることをお断りしておく。休暇は手術日から6日間取ってある。
夜勤の今日はお昼前に家を出て、近所の小学校で都知事選の投票を済ませてから散歩地の拝島へ向かった。分倍河原までは傘が必要だったが、散歩中は一粒の雨に当たることもなかった。
生垣の切れ目から出てきたのはキジ白3号。
地面が濡れているから、ここもさっきまで雨が降っていたんだね。
ちょこんと座ってこちらを見つめるキジ白3号。毛艶がいい感じ。
近寄ってカメラを向けたら少し顎を引いた。さてはモデル慣れしているな。
今日は起きてた。先月は寝てたもんね。
道路向かいには黒白もいた。首輪が見えるので、この辺の飼い猫かな。
いつもなら某巨大神社がゴールの散歩コースだが、今日は雨上がり直後で湿気がものすごくて、途中でヘタレてしまった。最寄のバス停から立川駅北口行きのバスに乗り、旧々居(西立川時代)にほど近い西郷地バス停で下車。しばらく会っていない青2号を訪ねるつもりだったが、あいにく今日も不在で叶わず、彼女がいるはずの場所には見慣れない黒の姿があった。
こちらの素性を探るような目つき。スリムな体型からして、この子はお母さんじゃないかな。
これはきっと俺の注意がほかに向かないよう、わざと気を引いているんだね。ということは……、
街なかで見かける猫の多くがキジ白なので、模様まで覚えているわけではなかったが、何となく気になって調べたら、去年の秋から冬にかけて何度か見かけた子猫だった(こちら)。今はちょうど1歳になったころ。立派に育って何より。
感慨に耽る俺の背中を、若いお母さんと今年の子猫が見つめていた。世代を紡ぐ君たちの姿を見ていたら、なかなか散歩はやめられないねえ。