猫の髭の方がマシ(当社比)とされている最近の天気予報。10日後の沖縄の天気を昨夜は雨と予報し、さっき見たら晴れと予報しているので、本当に予約に踏み切っていいのか分からない。明後日まで待って最終的に決めるつもりだが、行くにしても沖縄だけが目的地ではないので、すべて晴れというわけには行かないだろう。
行くとなると出発まで休暇が3日しかなく、その中で旅仕度したり、留守中の記事を用意しなければならないので、今からあたふたしている。夜勤なら仕事の合間に準備することもできるが、来週は日勤週なのでそれもままならない。4日分の記事を事前に用意することは難しいかも知れない。
2週間続いた夜勤の終わりは平山の猫ヶ丘を散歩してきた。当初は相模原のあやめ邸に行くことを考えていたが、一昨日も書いたように、帰りのバスが間引かれたせいで以前より時間が押しており、橋本の乗り換えも遠くて面倒臭いのでやめた。
京王堀之内駅からバスに乗り、平山城址公園入口バス停に到着したのは11:10。ここは険しい傾斜地に展開する住宅地だが、駅までは下りの片勾配なので、疲れ切った夜勤明けにはちょうどいい。猫の方も盛況で、最初の20分ほど見つけられずに彷徨った以外は、ほぼ間断なく現れてくれた。
ちなみに今日は気温も低く、最高25.9℃で日差しもなかった。こういう日の猫は無目的に佇んでいることが多い。
しばらく来ないうちに猫ヶ丘は新築ラッシュになっていて、寛ぎ場所を失った猫が道路で手持ち無沙汰にしていた。
長いこと空き地だったこの場所にも、ついに家が建つようだ。土嚢に紛れてお昼寝している姿(一例)はもう見られない。
目を合わせないように、そろりそろりと正面に回ってみると、なぜか仁王立ちになっていた。
こちらに気づくなり、すごい勢いで飛び出してきた。この子は猫ヶ丘でいちばん人懐っこい子。
ごろごろすりすりが激しすぎて、止まった写真がほとんど撮れない。草を食べながら、一瞬視線を上げたところをすかさず1枚。
一方こちらは丸顔の茶トラ白。相変わらずここは茶猫の多い街だな。
怖い顔で睨んでいる。せっかく見つけたこの場所を、意地でも渡してなるものか。
2016年10月にこの街に引っ越してきた時は、猫の多さに驚いたものだった。今日などもたった600mの範囲でこれだけの猫に会えるのだから、俺がここを「猫ヶ丘」と呼ぶ理由も分かってもらえると思う。これらの猫たちの多くは農家のネズミ番という重責を担っている。