この台風が行ってしまえば、雨がちな天気とおさらばできる。傘マークが並んでいた天気予報は、明日の10時以降すべて晴れマークに変わっていて、その後は秋らしい冷涼な日々が続きそうだ。滞っていた知り合い猫巡りもきっと捗るに違いないので、今から楽しみにしている。
台風が最接近するのは明朝7時~8時ごろになりそうで、自宅からかなり近い地点を通過するようだが、明日は夜勤なので通勤や猫散歩に影響はないと思う。影響があったといえばむしろ今日で、夜勤明けの帰り道、妻と待ち合わせて衆院選の投票に行ったら、思ったより風があってずぶ濡れになってしまった。猫探しもせずにまっすぐ家に帰ったので、今日は18日に会った海辺の猫の続きを載せることにする(前回の記事はこちら)。
雨続きの今月にあって、この日はとても貴重なただ一日の快晴だった。家々の軒先には大量の洗濯物が干され、猫たちは湿った毛皮を乾かすためか、朝から日に当たってごろごろしていた。駅で顔見知りのキジ白に会ったあと、広大な大根畑(季節によってはキャベツ畑)を縫って歩き、小さな漁港にたどり着いたのは9時すぎ。春はハマダイコンの花が咲き乱れる草むらを覗くと、早くもこちらを見つけた猫がにゃあにゃあ鳴いていた。
本当は4月ごろ来ようと思っていたのに、だいぶ遅くなっちゃったよ。
奥の方から黒いのも近寄ってきた。この海岸には黒が何匹かいて、見分けがつくのはカギ尻尾の1匹だけ。あの子はどうかな?
それじゃ見えないな。右耳に切り欠きがあって、薄いグリーンアイと覚えておこうか。
ここにはほかにもたくさんの猫がいるはず。近所には猫民家があるし、築港には釣り人も多いし、みんな思い思いの場所へ散っているのかも知れない。
そうこうしているうちに巨大サバトラが追加。この子もとても人懐っこい。
会うのは2月以来。覚えててくれたかな。
この日の登場人物はみんな人懐っこくて、誰かを構っていると、遠くから走ってきて割り込んでくる。
……で、いつの間にか黒が入れ替わっていたりもする。この子は左耳に切り欠きのあるイエローアイ。
せっかく港に来たので、特に人懐っこい2匹を誘って、海辺に付き合ってもらった。
すりすりが止まらない黒。2匹の猫とここで遊んだ記録は動画に任せて、次回は帰り道に見かけた猫たちを紹介する予定。