久しぶりにすっきりとした青空に恵まれて、三連休の最終日は予定通り海辺の猫たちに会いに行ってきた。……と書くと天気がいいから遠出したような印象を与えるが、実は順番が逆で、出かけてみたらいい天気だったというのが本当。朝早いうちに三浦半島に着くには自宅を5時前に出る必要があり、この季節、そんな時間はまだ日の出前で真っ暗だからだ。星がきれいに見えていたので、晴れるだろうとは思っていたけれども。
今日の目的地は三浦市のとある漁港。もともとハマダイコンの季節に訪れるつもりだったが、自宅から2時間半以上かかることを考えると億劫で、ずるずると先延ばししているうちに秋になってしまった。7時半すぎに最寄駅に着いて改札を抜けると、2月に来た時にも見かけた猫が日に当たっていた。
この子は1年半ほど前からの顔見知り。すっかりこの場所が定位置になったようだな。
ちょうど朝ラッシュの時間帯で、道行く人々に声をかけられたり、撫でられたりしていた。
この子に初めて会ったのは、ここから600mほど離れたキャベツ畑(こちらの記事)。どういう経緯でシマを変えたのか分からないが、今はここで駅猫として暮らしているらしい。満ち足りた生活をしているのか、声をかけてもまったく反応なし。
駅から15分ほど歩いて海辺の集落へ下りると、早速1匹目が視界に入ってきた。この時の気温は16℃ほどで、猫にとっては肌寒く、日なたに出てきて暖まっているのだろう。
わたせせいぞう的海辺に猫と富士山。こいつは朝から縁起がいいや。
声をかけたらそろそろと出てきた黒。いいことが起きそうな予感?
一応お土産は持ってきたけど、漁港の子たちにも残しておきたいから、ちょっとだけね。
モデルになってもらったお礼に、美味しいカリカリをひとつまみずつ進呈した。
今日会った猫で唯一、首輪をつけていた子。黒もチョビ髭も人懐っこい。
芋づる式が止まらない上に、この浜の猫たちはどれも人懐っこくて、いちいち構っていると、いつまで経っても漁港にたどり着けない。ここにはあとでまた顔を出すことにして、まずは先へ進むことにした。
明日は本業の業務が忙しい日なので、ブログを更新する時間がないかも知れない。この続きは近いうちにまた(こちら)。