待ちに待った秋晴れと言いたいところだが、あいにく今日は夜勤明け。最近忙しくて残業することが多く、今日も職場を出たのは10時半だった。猫散歩が日中帯になるのはとても不利で、遅くなると指数関数的に猫はお昼寝に入ってしまうので、少しでも早いうちに開始した方がいい。今日のような日は時間をかけて遠くへ行くよりも、近いところでさっさと始めるのがいいわけだが、猫農家の伊之助に会いたいのが我慢できず、1時間半近くかけて東所沢まで移動した。その結果、去年のクリスマス以来の伊之助だけでなく、猫農家の猫には1匹たりとも会うことができなかった。
「だからやめといた方がいいと思ったんだよなー」と一人ごちつつ、散歩は続行。正午すぎの秋晴れの日差しは、夜勤明けのおっさんの目にはとても眩しくて、顔をしかめながら歩いていると、とある緑地帯で1匹の猫に出会った。
コントラストが高い上に、金網の陰になって、とても見づらいな。
整った顔立ちの霜降りさん。前回来た時、この近くにこんな毛色の子もいたから、霜降り家族なのかも。
霜降りの近所を一回りしてみると、民家の敷地の隅っこで、お昼寝に入ろうとしているのを何匹か見かけた。ぎりぎりだったようだな。
最初の写真を撮った時から、向こうにはバレているんだけれども。
ドピーカンではあったが、気温は18.3℃止まりで秋らしい日。猫たちも、ようやく日なたでお昼寝するようになったなあ。
東所沢から新秋津まで歩いて、最後に会ったのは、のほほん顔のクリーム猫。色が薄くて分かりにくいが、鉢割れのようだ。
散歩を終えて帰ってきたのは14時すぎ。駅前でダメ押しの1匹発見。
険しい目つきは眩しいからに違いない。もしかしたら俺を怪しんでいるのかも知れないが、その割には近寄っても逃げなかったし。