愛玩動物の中では特に猫が好きなので、このようなブログを運営しているが、俺は生き物全般が好きだ。しかし実際のところ、都市部で観察できる動物というと、鳥類を除けば猫ぐらいしかいない。かつてのように街なかを野良犬が闊歩していれば、それらも対象になったかも知れないが、現在野外で見られる犬はすべて飼い主つきなので、被写体としては食指が動かない。
故郷の北海道では、今よりも多くの種類の動物に会う機会があった。野生だとエゾリス、エゾユキウサギ、キタキツネ、エゾシカを時々見かけたし、家畜の牛や馬なら星の数ほどいた。ヒグマには遭遇したことがないが興味はあって、もし今も北海道に住んでいたら、ブログのタイトルは一日一猫ではなく一日一羆になっていたかも知れない。ただしその場合は、すでに死んでいたかも知れない(会社帰りにヒグマ散歩が不可能ではないのが北海道だ)。
まあそんなことはどうでもいいんだが、長雨の合間となった今日は某巨大団地方面へ散歩に出かけた。最初にバスで向かったのは某巨大神社だったが、神猫1号には今日も会えず、そこから20分ほど歩いて、さびれたアーケードにたどり着くと、いつもの場所にキジ白が佇んでいた。
雨が上がったばかりで、まだ背中が濡れている。今年の梅雨は本当によく降るよなあ。
裏に回ってみると、相方の黒もいた。あいつはキジ白と違ってとても臆病なので、近寄れたためしがない。
隣の団地でたまに見かけるキジ白が、今日はこちら側に出張ってきていた。
ここらには数多くの猫がいるが、あいつはその中でも古株の1匹で、俺が初めて会ったのは2011年9月に遡る。傷だらけの見た目とは裏腹に、とても強くて、しぶとい。
雲が薄くなって明るくなってきた。天候回復の兆しと踏んだか、茂みから黒白が出てきて辺りを見回している。
しかし、フレンドリーではなかった。近寄ったら茂みに逆戻りしたので、出てくるのを待って撮ったのがこの写真。
上の写真を撮った直後、再び逆戻りされたので、諦めて次の茶トラ白へ。俺が離れたことを知って、また出てきているな(軽トラの右下)。
一通り済んだら、最後に大あくびをもう一度。時刻は11時半で、ちょうど猫が眠くなるころだ。
きれいなティックドタビー三毛をカメラに収めたくて、気合いで追跡したので、ヘンタイ扱いも致し方なし。このあとも散歩を続けて、もう2匹遭遇したが、今日は紙幅が尽きた。残りは折を見て載せる(こちら)。