しゃがんでカメラを構えるなり、にゃーんと鳴いて近寄ってきたキジ白。いつもの人とは違うけど、何かが出てくることを期待してか、じっとこちらを見つめていた。
……そんな導入で始まった今朝の散歩は、今や定番になりつつある小川~新小平。今朝は涼しかったせいか、駅を出て数秒以内に4匹の猫を発見したが、そちらはご飯中だったためスルー。ご飯のあとにでも寄ってみようと思って、先に近所を一回りしていたら、冒頭の可愛らしいキジ白に出会ったのだった。
そして次は三毛の親子を発見。
母と思しき大きな方は、車の下に潜ってしまって、出てくる気配がない。一方、娘と思しき小柄な方は、いくら呼んでもガン無視で、毛繕いに励んでいた。
この子が若いのは間違いないと思うが、もしかしたら大きな方は、母ではなくお姉ちゃんかも知れない。体格はそう変わらないようだし、おっぱいも見なかったので分からん。
黒白は敢えなく逃亡。残った茶トラは意志の強そうな顔つきだ。無事に育てば、この辺りの猫を束ねる存在になるかも。
最初の一回りでだいぶ時間を食ったので、急ぎ足で新小平に向かっていると、通りかかった児童公園で猫が長くなっていた。
敷地を隔てた植え込みの向こうでは、大白斑のキジ白がのほほんとしていた。
30分程度の散歩でこれだけ会えれば御の字だ。電車の時間が迫っていたため、競歩的に飛ばして歩いていると、横丁にダメ押しの1匹を発見した。
急ぐと逃げられるのが猫道の常。時間に追われる仕事は良い結果を生まないものだな。