風呂場の水漏れは少しずつ原因を切り分けているので、なかなか完治に至らない。今日も午後から業者が来て2時間ほど作業して行ったが、充塡剤が乾くまで水を流さないようにとのことだったので、日が暮れてから近所の銭湯に行ってきた。
銭湯は2002年以来13年ぶり。当時住んでいた中野区と違って、都心のベッドタウンと化した現在の昭島市には、わずか2軒しか残っていない。拝島からはどちらも遠くて諦めていたが、引っ越したことで、歩いて行っても湯冷めしない距離に縮まった。久しぶりの大きなお風呂はとても気持ちが良くて、このまま寝られたら幸せなんだが、あいにく明日は夜勤なので、昼夜を逆転させるため、まだしばらく起きていなければならないのがとても悲しい。あーあ。
さて、湯上がりのほんわかした気分でお送りするのは、昨日の散歩で出会った猫たちの続編。発達した低気圧が通過した影響で強い南風が吹き込み、12月にもかかわらず夏日のような気温になった昨日、落ち葉の絨緞が敷き詰められた某巨大神社で、神猫1号やキジ白マダムに会った。その後もさらに散歩は続き、旧街道に沿って路地を覗き込みながらぶらぶら歩いていると、やがて民家の玄関先に小さな猫影を発見した。
街道を北へ進んで某巨大団地に到着。気温が高いのに、意外にみんな屋根に登るのね。
暖かいのはあと数時間で終わりだから、今のうちに温まっているんだろうな。
……そういうわけで、普通ならとっくに日陰に入る気温の中、多くの猫たちが日なたぼっこを楽しんでいた。
風雨のあとの空は澄み渡って、コントラストがとても高い。しかめっ面なのは眩しいからだと思う。たぶん。
近寄ったら余計ひっそりしてしまった。お騒がせして済みませんね。
木立の草むらで茶色いのが寛いでいた。2匹でくっついているようだね。
しかし、相当距離があるにもかかわらず、1匹は柵を越えてはるか彼方へ逃げてしまった。残った長毛は無関心。
その出で立ちじゃ今日はちょっと暑いかもね。逃亡した1匹はあとでゆっくりアプローチしてみる。
雨のあとは濡れた落ち葉がきらきら光ってきれいなものだが、油断していると、シルバー人材センターの爺さんたちが出てきて、あっという間に掃わいてしまう。ここの木は強風で丸裸になっているが、落ちた葉っぱはもう片付けられたようだ。猫は芝生の上で寛いでいる。
こちらはまだ爺さんが回ってこないと見えて、落ち葉が残っている。
キジ白は会うたびに欠伸ばかりしている子(一例)。美人さんだから性別を確認したかったが、尻尾には触らせてくれなかった。そして予告通り、さっき逃げられた茶トラを撮って、この日の散歩は無事終了。茶トラとグリーンアイの組み合わせって、あんまり見ないので、なんだか新鮮だった。
あと、さっき書いた「掃わく」というのは九州の方言。九州に住んだことはないが、昔付き合っていた子が話すのを聞いて、語感がいいので自分でも使うようになった。