台湾を旅する時、電車や捷運だけで用が済むならそれでいいが、郊外や田舎へ足を延ばすとなると、交通機関は限られてくる。路線バスを駆使できれば、そうした不便さはある程度解消できるわけだが、台湾のバス停は日本のように発車時刻が書かれておらず、「發車間隔15~30分毎」のように、おおよその運転周期しか分からない。路線網はネットで調べられるし、運賃の支払いも悠遊卡などが使えるから、敷居は高くないのに、この点だけがとても惜しい。発車時刻が分からなければ、道端に突っ立って待つほかなく、南国台湾でこれは大変な苦行だからだ。
そんな時にとても便利なのが「iBus_公路客運」というアプリだ。路線ごとの時刻表はもちろん、バスの現在位置がリアルタイム表示され、バス停でバスを待つ時はもちろん、停留所間の所要時間も分かるので、乗り継ぎなどの予定を組むのに便利だ。対象は4桁の系統番号を持つ路線(公路客運、国道客運)で、3桁以下の県営バスや市営バス(縣市區公車)は未対応。次回の台湾旅行は今まで以上にバスを駆使することになりそうなので、きっと重宝すると思う。なお、表示言語は繁体中国語と英語だが、台湾の地名を英語表示されてもさっぱり分からないので、俺は繁体中国語で使っている。
それはさておき、今日の猫関係業務は東所沢から新秋津まで。猫農家の猫たちの近況を尋ねに早起きして出かけてきた。6時ちょうどに家を出て駅へ至る下り坂に差しかかると、道端にアビちゃんが座ってこちらを見ていた。
猫農家に着いたのは1時間後。黒いのが1匹、薄曇りの白んだ光を浴びていた。
先回りしてみた。猫農家に黒はいなかったと思うので、あれは近所の猫だろうな。
結局今朝は猫農家の敷地で猫を見かけなかった。辛うじて隣の駐車場にいたのが唯一のメンバー。
淋しくなった農家をあとにして先へ進む。こちらに背中を向けた猫がいるのが分かるかな。
その並びにはキジ霜降り。朝のアビちゃんに続き、同じ日に霜降りを2匹見るのは割と珍しい。
その下には富士額(?)のキジ白もいた。塀の向こうが猫民家なので、この子たちの出現は想定内。
草葉に紛れて安心していたところを1枚。なかなかいい顔つきのキジ白だ。
散歩の終わりは新秋津駅付近を一回り。定点の猫拠点でキジ白が寛いでいた。
何となく、お母さん猫のように見えたので、子猫を探してみたがいなかった。気のせいかな。
6.7kmの散歩を終えて平山に帰ってきた。バスを降りて家に向かっていると、立体交差の函渠の向こうに猫がいた。
先日も会ったばかりの三毛だった。ちょうど相方のまだら鉢割れも出てきたが、俺に気づくなり逃げてしまった。