関東地方は昨日梅雨入りして、今日は朝から曇って蒸し暑い一日だった。夜勤明けの明日は雨が降るか微妙なところだが、もし大丈夫そうだったら、久しぶりに南武線に乗って川崎方面に向かってみようと思っている。
夜勤前の今日の散歩は西八王子から八王子まで。蒸し暑くて不快に感じるのは、汗で体温調節しなければならない人間ならではで、ほとんど汗をかかない猫は、太陽さえ隠れていれば、それなりに出歩いているだろうと予測してみた。当たるも八卦、当たらぬも八卦。ダメだったら日を改めてチャレンジすればいいのさ。
今日の猫は黒から始まった。
巡回中なのか、忙しそうに歩き回っていたところ。ちょっとモデルになってもらえませんかね。
写真では分かりにくいが、おっぱいが張っていたキジ白がお母さんで、黒白はお父さんかな。子猫は2ヶ月ほど前に来た時、民家の敷地で屍のように寝ていた子。ずいぶん大きくなったねえ。
ちなみに、母がキジ白、父が黒白、子が灰白という組み合わせは普通にあり得る。黒白お父さんのA遺伝子座の遺伝子型はaaだから、キジ白お母さんがヘテロのAaなら、子供は両親から劣性遺伝子を1個ずつもらってaaになれる。なおかつ子供はD遺伝子座がddで黒が灰色に薄まっているわけだから、薄まっていない両親のD遺伝子座はどちらもDdだということが分かる。一個体の外見を観察するだけでは完全に分からない遺伝子型も、家族を見れば、かなり特定できてくる。
三種の毛色を持つ家族と別れて、さらに散歩続行。ふと横丁を見ると、猫が道路を横断しているではないか。
こちらは物陰の寛ぎ場所を探していたようだ。今日はお日様が雲に隠れているから、単に俺を避けただけかも知れない。
民家のウッドデッキで頭から墨汁をかぶったような猫発見。この毛色、時々見るなあ(例えばこちら)。
紫陽花は場所によっては見ごろを迎えているが、この辺りはまだ少し早いようだ。
そんな怠惰な風体になるほど、今日は暑くないんだけどな。いちばん眠い時間帯だからかな。
13時すぎから1時間あまり歩いた散歩はそろそろおしまい。最後の猫も高いところで寝ていた。
井戸の公園のキジ白。念のため呼んでみたら、分かっているよというように、頭だけもたげて反応してくれた。こいつは優しい性格の子だ。