黒白多め散歩(3)


昭島市の猫

 「茶猫タウン」と呼んでいるエリアには中華料理屋が何軒かあって、散歩のついでに立ち寄ることがたまにある。どこも同じぐらい美味しいので、贔屓は作らずに、その時いちばん空いている店に入ることにしている。ランチタイムのサービス競争の結果なのだろうが、個人的にありがた迷惑なのが大盛りを頼んだ時のご飯の量で、普通の2.5倍ぐらい出てくるので、全部食べるのに大変苦労する。しかも、ようやく片付いたと思ったら、「若いんだからもっと食べろ」と、頼んでもいないのにお代わりまで出そうとする。もう食べられないし若くもないということが、中国人店主に正しく伝わっていないような気がしてならない。ちなみに今日の仕事帰りに寄った店は、茶猫タウンの茶色い猫たちの面倒を見ていたりもして、ご飯を食べながら猫談義でもしたかったが、てんこ盛りのご飯を胃袋に流し込むのに精一杯で、そんなことをする余裕はまったくなかった。
 さて、今日の記事は「黒白多め散歩」の最終回。行きがかり上、3回とも同じタイトルで引っ張ったが、写真の数が中途半端だったため、今日紹介するのは道中最後の4匹で、しかも黒白は1匹だけとなった。そのほか、今月1日の出勤前に会った猫たちも載せられずにいたので、併せて紹介しとく。
 まずは5月31日の黒白多め散歩から。
福生市の猫

 行き止まりの路地でごろごろしていたのは、この日9匹目の黒白。前回最後に紹介した黒白が6匹目だったが、その後ここへ至るまでに2匹逃げられている。
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 ごめんなさい、その姿勢はトイレだね。食事中とおトイレ中は、カメラを向けないようにしているんだが、撮っちまったもんは仕方がない。
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 前方の交差点に小さいのが出てきた。
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 親子のようだ。早くも見つかって警戒されちゃってる。
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 自分が囮になって、俺を子供から遠ざけようとするお母さん。健気な親心に付き合っとくか。
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「早くどいてくれないかしら」
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 この日の散歩は、人懐っこいキジ白のごろーんで締めと相成った。
昭島市の猫

昭島市の猫

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 灌木の若芽を嗅ぐキジ白。長い散歩だったが、色んな子に会えて楽しい一日だった。
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 そして一夜明けた6月1日。曇って暗い木立に所在なげな背中が二つ。
国立市の猫

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 こいつはブアイソーズ公園の古株。シャカシャカしていたのは長毛薄色二毛。どちらもここの常駐メンバーだ。
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 チョビ髭の黒白もいた。
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 離れた場所には腰巾着の茶トラ白。みんなご飯待ちの態勢だな。
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 どれもこれも見た風景だなあと思って、家に帰って調べたら、1年前にもほとんど同じ雰囲気の写真を撮っていて、ブアイソーズの安定感に感心してしまった。この1年間、彼らがどう過ごしたか知るべくもないが、去年と同じ挙動を示しているということは、恐らくそう大きなトラブルはなかったのだろう。
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