暑い朝に冷たい反応


国立市の猫

 背中に朝日を浴びて、腰巾着がご飯を待っている。
国立市の猫

 ヨレたサバトラもご飯を待っている。
国立市の猫

 今日の猫はブアイソーズから。
 朝の散歩は西八王子~八王子のつもりで家を出て、立川で乗り換える時に中央線下りホームまで行きかけたんだが、高尾行きの発車は6:40で、このまま向かっても、散歩できるのは正味1時間もないことが明らかになった。このコースは割と猫影が濃く、子猫なんかもいたりするので、せっかく行くなら時間に追われずにゆっくり歩きたい。なので急遽行き先を変更して、南武線で矢川へ向かうことにしたのだった。
 矢川といえばブアイソーズだが、もちろんそのほかにもたくさんの猫が住む土地だ。多少蒸し暑かったが今朝も天気は良く、ブアイソーズ公園までの間にも何匹か会えるだろうと思っていたが、思惑が外れてただの1匹も見かけなかった。
 で、そうこうしているうちに公園に着いてしまい、草むらを覗いたら茶トラ白の背中があったという次第。
国立市の猫

 今日は婆さんまだ来てないんだな。俺は手ぶらだから、もう少し辛抱してくれ。
国立市の猫

「お前が手ぶらなことぐらい知ってるよ」
国立市の猫

国立市の猫

国立市の猫

 みんな集まってきた。
国立市の猫

 これが現在の幹部構成かな。ボス的キジ白はやっぱりいなくなっちゃったか。
国立市の猫

 さらに薄色長毛二毛も加わった。
国立市の猫

 小屋に登って遠くを見つめる黒。婆さんはまだ来ない。
国立市の猫

 公園をあとにして向かったのは多摩モノレールの甲州街道駅。河岸断崖に沿う広場で猫が日に当たっていた。
国立市の猫

 歓迎していない感で溢れ返っているな。猫って感情が顔に出るから、時々傷つく。
国立市の猫

 ほら、ここにも。
国立市の猫

 ああ、みんな行ってしまう……。
国立市の猫

「残念だったね。何か気の利いたものでも持ってくるべきだったね」
国立市の猫

 特に薄色三毛は冷たくて、どう頑張っても10mが限界だった。
国立市の猫

国立市の猫

国立市の猫

 最後の2匹は民家の敷地で発見。キジ白の背後から現れた黒は、植木鉢の陰に入って動かなくなった。
 超絶寝不足のため、明日は思いっ切り寝坊する予定。明後日からは天気が崩れるそうなので、散歩には出るかも知れないが、自信ない。
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