10月下旬の夏日


川崎市の猫

 以前にも書いたかも知れないが、高校生のころ、函館では雪虫が飛ぼうという時期に訪れた東京が真夏日で、俺は将来こんな暑い土地に住むのかと思ってげんなりしたことがあった。記憶違いじゃないかと思ってさっき調べたら、確かにその年の10月3日、大手町で30.4℃を記録していた。当時、首都圏の電車は非冷房車がまだたくさん残っていて、中央線快速なども窓という窓を全開にして走っていたが、北海道の秋の服装で訪れていたので、それはそれは暑かった。今で例えれば、冬の東京から台湾や香港へ行った時のような感覚だと思う。
 さすがに真夏日にはならなかったものの、今日も10月下旬にしてはかなり暑く、八王子では27.6℃を記録した(片や札幌では雪が降っている)。10時半に夜勤を終えた時点で25℃を超えていて、雲一つない空の下を歩くのはそれなりに苦行だった。猫の方も厳しい結果を予測していたが、こちらは意外に好調で、70分ほどの散歩で7匹会うことができた。
 散歩コースは京王相模原線の京王よみうりランド(という名前の駅)から稲田堤まで。初めて歩いた前半では1匹たりとも会えず、最初の猫を見つけたのは、スタートから25分後のことだった。
川崎市の猫

 前後不覚にお昼寝中。
川崎市の猫

 気温は高かったが吹く風は秋。日陰が心地良いらしく、いくら呼んでも目が開かなかった。
川崎市の猫

 地面で毛繕いしているのもいた。
川崎市の猫

川崎市の猫

 おっぱいのところの毛が薄くなっている。お母さんかな。
川崎市の猫

 28℃近い気温で、しかもドピーカンと来ているから、まったく期待していなかったが、狭い範囲でぽつぽつと見つかる。固定観念に囚われてはいかんな。
川崎市の猫

 さすがに日なたに留まってはいないけれども。
川崎市の猫

川崎市の猫

 以前見かけた白い2匹に会いに来たら、黒い2匹がいたでござる。
川崎市の猫

 奥の子は臆病で、目が合うなり引っ込んでしまって出て来ない。
川崎市の猫

川崎市の猫

 この子たちはまだ若い。また会えたらいいな。
川崎市の猫

 日陰にいるのは同じだが、寛ぎ方が怠惰になってきた。
川崎市の猫

川崎市の猫

 目を閉じて秋の風を感じている? 暑くて俺にはまったく分からないよ……。
川崎市の猫

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