氷点下5.8℃と冷え込む中、今朝の散歩は2匹の猫に会った。猫探しはいつでも楽しいが、氷点下5℃を割り込むと、さすがに泣きが入ってくる。1時間も歩いていられるのは無風だからで、少しでも風が吹いたら、あっという間に音を上げるはずだ。俺の育った函館は北海道では温暖な方で、いくら気温が下がっても、せいぜい氷点下10℃程度だったが、津軽海峡に面しているため気候が不安定で、寒い日は風雪を伴うことが多かった。朱鞠内や陸別あたりで氷点下30℃に達することは珍しくないが、あちらで気温が下がる時はたいてい晴れで、放射冷却の中でも特に盆地冷却と呼ばれる強烈な冷気層で冷やされるから、雲があったり風が吹いたりすると却って弱まる。もしかしたら風の吹く函館の方が、外で耐えられる時間は短いかも知れない。
冷凍庫のような野外で朝から元気なクリーム白。ここは八王子の繁華街。
びっくりしている。こんな寒い朝にカメラ向けられるとは思わないよな。
2匹目は駅からだいぶ離れた住宅街。朝日が強烈だが、庇の三毛を照らすにはまだかかりそうだ。
もう少し辛抱すれば暖かくなってくるよ。俺も頑張って駅まで歩かなきゃ。