夜勤が明けて体調が戻ったので猫関係業務は通常通り。職場を出るのが少し遅くなったこともあり、あまり頑張らずに片倉から山田までの約4kmにしておいた。散歩の起終点としてはどちらの駅も時々通るが、両方を結ぶ散歩は初めて。馴染みの猫にも初めての猫にも会えたバランスの良い散歩であった。歩いたついでにソメイヨシノの開花状況を見てみたが、一昨日、全国のトップを切って開花宣言のあった東京都心と違い、八王子市内の蕾はまだ固く閉じたままだった。
最初に立ち寄ったのは茶渦君の猫民家。その手前の家でまずは1匹目。
奥の方でもお昼寝中。あれは茶渦君のお母さんと、関係性不明のキジトラだな。
お昼寝中の2匹はいくら呼んでも反応がなかった。ちなみにオス猫の茶色の遺伝子型はOY、渦巻き模様は劣性遺伝mcmcなので、確率は低いが三毛(それぞれOoとMc-)とキジトラ(oYとMc-)が両親の可能性はある。母親は子猫の時から一緒にいる三毛で間違いないと思うが、父親はキジトラではなく、以前たまに見かけた黒白のような気がしている。根拠はない。
次に見かけたのは、今月3日に会ったばかりのキジトラ爺さん。
家の人に挨拶して庭に入らせてもらったら、驚いて部屋に戻ってしまった。御年14歳だそうで、我が家のサチコと同い年か一つ上ぐらい。前足の関節の変形具合から、もう少し上だと思っていた。
散歩の最後に見かけたのは、とある民家の茶トラ。目隠し板の隙間から背中が見えて、最初は置き物と思い、近寄ったら呼吸しているようなのでウサギかと思っていた。今まで色んなものに騙されて糠喜びしているから、簡単には信用しないのだ。
茶トラの大きな背中を見たら、マコちゃんに会いたくなって、散歩もそこそこに家路を急ぐことにした。
後ろ足のつま先が茶色なので、この子は二毛。この家は猫民家らしく、敷地から漏れ聞こえる鳴き声を聞いたことは何度かあるが、姿を見たのは初めてだった。