昨日と一昨日はどちらも真夏日で、もし夜勤だったら出退勤時の散歩がさぞかし辛かったと思うが、幸いなことにどちらも日勤だったので助かった。夜勤の今日は27.8℃とそれほど上がらず、日なたを歩いてもどうということはなかった。ただし猫的には厳しく、立川~西国立という磐石なコースだったにもかかわらず、見かけた猫は4匹に留まった。自宅から職場にかけては未だ開拓が進んでおらず、このままでは真夏はスカだらけになるかも知れない。
猫ヶ丘の猫たちが大方いなくなった今、自宅周辺で頼れるのは茶ファミリーのみ。今日は茶トラが1匹、日陰に佇んでいた。
豊田駅行きのバスに乗るべく、昼下がりの路地をバス停へ向けて歩いていると、向こうから猫がやって来た。
日陰に避難した三毛。まあ真夏になったらあと10℃上がるからね。今日は練習みたいなものだね。
この子を見かけたのは3月以来。たった2ヶ月なのに冬毛が抜けて、ずいぶんさっぱりしている。さっきの三毛とよく似ているので、母娘か姉妹かも知れない。
今日のスタート地点に立川を選んだのは、上矢印ちゃんに会いたかったから。一応いるにはいたが、敷地の奥の暗がりで伸びていて、撮影は断念した。そのほか見かけた猫は学校裏のサバ白のみ。もう少し行けると思っていたんだがなあ。
2011年に猫散歩を始めた時、なぜ6月末という暑苦しい時期にそんな気になったのか、色々考えて思い出したのは、この時期が夏至に近いということだ。当時の職場は立川で、拝島の自宅までわずか30分だった。しかも終業が17時だったので、職場を出てから日没まで2時間もあった。わざわざ大回りして通勤しなくても、拝島と立川をただ行き来するだけで、たくさんの魅力的な猫たちに会えていた。
カメラを持って通勤しようという気になったのは、当時は自然な成り行きだったが、今はその環境を再現することが難しくなった。