揺れる想い


立川市の猫

 今日は衝撃的な事件があって今もまだ動揺しているが、猫の方はいつも通り暑さにやられて伸びていたので淡々と紹介していく。書きたいことは色々あるが、敢えて書かない心中をお察しいただければ幸いである。
 夜勤前ということで家を出たのはいつもと同じ11時半すぎ。散歩コースは立川~高松と決めていたが、その前に桜の巨木の猫民家に住むオッドアイの様子を見に行きたくて、一つ手前の西国立で下車した。最後に見かけたのは桜が満開の時で、それ以降は何度訪ねても不在。家主によれば家の中で寝ているというものの、会えないほど募るのが恋心であり、そういう気持ちに逆らわない俺は何度空振りしても諦め切れずに足を向けてしまう。あいにく今日はオッドアイどころか母親の三毛も不在で、失意のままバスで立川駅へ向かったのだった。
 抜けるような青空と白い積雲。30.9℃という最高気温と低い湿度はかつての日本の夏を思わせ、本当の梅雨明けは今日なのではないかと一人ごちつつ、最初に立ち寄ったのは上矢印邸。この天気ならもしかしてと思っていたら案の定、地面で伸びているのが見えて来た。
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 虚ろな目で伏せている。今がいちばん眠い時間だもんねえ。
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 寝ぼけている隙に少しだけ接近。夏毛で細面の上矢印ちゃんも可愛い。
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 先日初めて見かけた茶白を探して敷地を見渡すと、奥の方からこちらを眺めていた。車を挟んで対角線上だからちょうど死角だった。
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 どこからか流れて来た風の茶白は6月24日ぶり。茶色い部分は霜降りなので、英語で言うところのred ticked tabby and whiteという毛色。ここを定住の地と決めたのだとしたら、当面は安心だと思うけど、車には気をつけてね。
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 スナックの隙間でキジ白がお昼寝していた。
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 やっぱりこいつだったか。いつもは少し離れた駐車場で寝ていることが多いが、暑くなるとここへ来て涼んでいるようだ。
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 猫旅館跡地に隣接するかつての猫集会場。奥に1匹いるのが分かるかな。
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 水鉢の水で喉を潤しているね。
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 いつもの隻眼かと思ったら違ってた。あいつは5月下旬を最後に見ていない。
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 強い日差しを避けて、物陰で寝ている猫発見。
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 2匹いるようだ。これはちょっと撮影しにくいな……。
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「寝てんだからあとにしてよ」
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 鉢割れのサバ白は俺のこと覚えてくれていると思うんだけどな。
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 日陰で対応を協議中。
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 うーん、微妙な反応。1月に会った時は尻尾ぴーんだったのにー。
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 ぱっつん頭の黒白なんか、こんなに斜めっちゃってる。美味しいお土産を隠し持っているかも知れないし、さりとて怖いニンゲンだったら困っちゃうし、この姿勢は猫の揺れる想いを現している?
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