今日の散歩は、出勤日の朝歩くには距離が長すぎてボツになっていた、東秋留駅から川を渡って福生に至るコース。天気は明るい曇りで、こういう日は空が真っ白になって写真が撮りにくいが、猫はたくさん出ているんじゃないかと期待して出かけてみた。しかし、駅から川を渡るまでの間に見つけたのはたった1匹。やっぱり人口密度の低い街は猫も少ない。
まずは家を出てすぐにキジ白を見つけた。木に登っているのを見かけたことがあるが、今日は物置の上で寝ていた。
そして次の猫は1時間10分後。いくら田舎でもこんなにいないもんかね。
あきる野市内は諦めて川を渡り、しばらく歩くと、アパートの通路の向こうに茶色いのが寝ていた。
正面に回ってみようと迂回していたら、隣のアパートの通路にも黒白がいた。猫アパートのようだ。
スリムで目の大きな子。こういう猫は懐くととてもいい表情をするんだがなあ。
民家の玄関でキジトラを見つけた。11:10という時刻は猫を探すには遅すぎだし、しかも田舎町だから猫密度も低い。そう考えると、去年の大晦日に何のあてもなく行った檜原村で2匹も見つけたのは奇跡的だったのかもな。
線路を渡ってしばらく行くと、砂利の駐車場にキジ白がいた。この子は去年のクリスマス・イブの日にも見かけた(こちら)。たまに出勤前にも通る道だが、会うのは久しぶり。
ファインダーを覗いたままレンズを広角側に引いたら、左端の民家にもう1匹見つけた。
今日の最終目的地である福生の公園。人懐っこいキジトラに会いに来たんだが、あいにく今日も不在だった。もともとこの公園の猫たちは、ホームレスが面倒を見ていたそうだが、その人が多摩川の河川敷に引っ越す時に、大方連れて行ったらしい。もしかしたらキジトラも一緒に多摩川に引っ越したのかも知れない。
そういうわけで、最近必ず会うのはこの2匹。
長い距離を歩いて、疲れ果てて駅にたどり着いたら、目の前の駐車場で1匹倒れていた。
砂利の駐車場は足音でバレちゃうんだよなー。このあと車の下に逃げられた。