昨日は仕事帰りにものすごい雷雨に遭遇し、傘を差してもずぶ濡れになるレベルだったので、府中のル・シーニュでご飯を食べてから帰宅した。そのわずか30分ほどの間に雨が上がっていたのはラッキーだったが、家に着く直前になって再び降り始め、その後も今朝未明まで断続的に激しい雨が続いた。帰宅前にクリーニングを取りに行くという大切なミッションは雨のせいで流れたが、そのお陰で朝の気温は昨日28.0℃だったのに対して今日は25.5℃と低く、猫探しもほんの少しだけ楽だった。
今朝のコースは調布~京王稲田堤。例によってあっちふらふらこっちふらふらしながら10.6kmほど自転車を漕ぎ、道中9匹の猫に遭遇して1匹に逃げられるという成績だった。1kmあたり1匹を割り込むと徒歩では少し辛いものがあるが、電動アシスト付きの自転車なら余裕だし、今朝は割と涼しかったので時間さえあればもっと足を延ばしてもいいくらいだった。
調布をスタートしたのは6:10。とある農家の濡れ縁で茶トラ白がご飯を待っていた。
何しろ去年の12月以来だからね。目が合っただけで駆け寄ってくるのはとても嬉しい。
ここは例の2匹などたくさんの猫が暮らしていた路地。今はほとんど訪れることもなくなって近況が分からないが、この子が元気そうにしていることに満足して次へ向かった。
昨日ほど気温が高くないとはいっても、会う猫はどれも日陰に隠れている。暑いというより眩しいのがイヤなのかしら。
この辺りでごくたまに見かける茶トラ白。一歩前へ出たら車の下に隠れてしまった。
今日このコースを選んだのはお焦げさんに会いたかったからだが、あの子は警戒心がとても強くなっていて、もし会えたとしても写真を撮るのはかなり難しい。今日を最後に諦めるつもりで覗いた路地には猫一匹見当たらず、調布市内で遭遇したのは駐車場の黒白が最後になった。
こちらは去年6月以来の巨大黒白。しばらく見なかったので、もう会えないと思っていたよ。
以前はほかにも何匹かの猫が暮らしていたが(一例)、いつの間にか見なくなり、今残っているのはたぶんこいつだけだと思う。できればもう少し親睦を深めたかったが、あいにくこの直後、見えなくなるまで逃亡。
多摩川を渡って対岸の稲城市に入り、最初に立ち寄ったのは今月10日にも訪れたばかりのとある民家。あの時は裏手の車の下で寝ていたけど、今日は見えるところに出てきているね。
一瞬見失ったと思ったら、塀を伝って裏手に出てきた。俺のこと覚えていてくれたの?
定位置へ行きたかったらしい。ちょっと特徴的な毛色はティッピングの生じたレッド、すなわちred silver mackerel tabbyだと思う。red silverはcameoと同義らしいけど、このまだら状の毛色をcameoと呼んでいいのかなあ。
さらに県境を越えてここはいつもの川崎市某所。空室になったアパートの濡れ縁に常駐の白が張り付いていた。
ここには少なくとも数匹の白のほか、茶トラ白や黒白など全部で10匹近い猫がいて、この部屋のおばさんに面倒を見てもらっていたはずだけど、よく見ると隣室や隣のアパートからもご飯をもらっているようだし、おばさんがいなくなって困っている様子もない。裏手ののらぼう農家(猫好き)がここらの地主のようだから、大元の飼い主はのらぼうさんということになるのかしら。
オッドアイの白が何匹か見当たらないので(こちらやこちら)、おばさんが引っ越す時に気に入った子だけ連れて行っちゃったのかも知れないなあ。
どちらもこの家の子だけど、2匹一緒にカメラに収まるのはたぶん初めて。特に茶トラ白は2021年5月以来。
三毛は目張りが濃いので地顔が分かりにくいが、こうして並べてみると兄妹か姉弟のようにも見える。ここは今後もたまに通ることがあると思うので、機会があったら家の人に聞いてみよう。