今日は家事の日と決めていたのでどこへも出かけず、朝から部屋の掃除などして過ごした。「など」というのは主に猫関係で、一つは猫の寝床整備と、もう一つはマコちゃんの入浴。寒くなって猫たちが炬燵に潜り込むようになったはいいが、人間用の暖房装置は出力最小にしても猫には暑すぎるように思えてならず、特に老齢のサチコは皮膚感覚が鈍くなっているだろうから、暑いことに気づかないまま低温火傷や脱水症状を起こしそうで怖い。そこで1℃単位で温度調整できるペット用のホットマットを用意して、大掃除のついでに新たな寝床をセットしたというわけ。まあ予想通り今のところ誰も利用していないけど、そのうち暖かいことに気づけば自然に入るようになるだろう。猫の入浴はもともと大晦日と6月末の年2回だったが、サチコは高齢のため去年の夏を最後に中止し、今年は大晦日が夜勤なのでマコちゃんだけ今夜入れるという次第。猫は自分で身繕いするので洗わなくても平気ではあるが、2匹ともお風呂が大好きなので、湯上がりの機嫌の良さといったらないのである。サチコはお風呂の代わりに赤ちゃん用のお尻拭きで清拭する。
猫の方は一昨日の散歩の後半を(前回の記事はこちら)。この日は平山と多摩センターで用事があり、両方を掛け持ちするためシェアサイクルを駆使しての散歩だった。平山で用を済ませたあとは猫ヶ丘の傾斜地を一筆書きに進んで何匹かの猫に会い、次へ向かうため自転車を返却したのは14時前。バス停までの10分ほどの道のりでも見つけられたのは運が良かった。
この辺りにも何匹か生息しているのは分かっていたけど、滅多に出てこないんだよなあ。
塀の上から睨め付ける茶トラと、その傍らには相方と思しき二毛の姿も。
この子は初めてかなあ。平山時代、よく似た二毛を駅前で見かけたものだけど。
茶トラはよく覚えている。それらしき猫に初めて会ったのは2014年3月だが、光彩などが不鮮明で同定不能。はっきり一致するのは同じ場所で撮った2016年5月に撮った写真。
散歩(というかサイクリング)の後半は14時半前のスタート。緑道の先に馴染の黒がちょこなんとしている。
……しかし、茂みへ逃走。この子はカメラを徹底的に避けるので、機嫌のいい時でもせいぜいこんな感じ。
冬の落日は早く、丘の斜面に展開する公園はすでに日が翳っている。
今年は縄張りからゴンがいなくなってちょっとキツかったな。まあでもお互い何とか年は越せそうだな。
黒白ボスの傍らには池のほとりの妻と娘の三毛もいたが、茂みの奥で丸くなっていてあまり反応がなかった。
見た目は真っ黒でもその反応で分かるよ。君は7月に一度だけ見かけた子だね。
宥めてもすかしても出てこない黒を諦め、元来た方を振り返るともう1匹いた。
半年も見なかったので、どこかへ貰われて行ったのかと思っていた。息子にもぜんぜん会えていないので、君からよろしく伝えておいてよ。