間もなく1都3県に緊急事態宣言が出されるようだが、発出する側が気ままに会食していることもあり、今回は従わない店や人が多くなるだろう。俺自身は感染防止の基本行動を守った上で、今まで通り移動の自由を行使するつもりだ。明日も早くから出かけるので今日の記事は手短にしておく。
夜勤明けの散歩は東府中から分倍河原まで。最初の猫グループは職場近くの団地で暮らす2匹のキジ白から。この子たちは最近すっかりお馴染さんだ。
この子は慎重派。近寄っても逃げなくなったが、触れるほど気を許してくれない。
こちらは最近ごろごろしてくれるようになった。触れるようになるのも時間の問題?
府中市内の散歩は芳しくなく、11時半に東府中をスタートしてから1匹目に遭遇するまで30分かかった。小公園の茶トラ白に会いたかったんだがなあ。
近所の屋根にもう1匹いた。今日はどこにいてもさして暖かくないが、高いところの方が、そうなる可能性が高いということだろうか。
一方こちらは地上のキジトラ。空っぽのお皿が並ぶ窓辺に張り付いていた。
府中市というのは立川崖線を境にして、大きく二つに分類できる。崖上には商業地域が多く経済活動も活発だが、崖下はかつて暴れ川だった多摩川の旧河道で、住宅地や田畑がまばらに広がっている。崖上に比べると格段に交通の便が悪く、ハザードマップで浸水が想定されているため地価も安い。
ここはまさにそんな「都会の府中」と「田舎の府中」の狭間。落ち葉の積もる斜面では猫が寛いでいた。
こいつがまだ幼かった2016年の秋にも同じ場所で見かけたことがある。呼ぶと鳴き返してくれるが、懐く兆しはまったくない。
「田舎の府中」に建つ我が家に帰ったのは13時すぎ。日中帯には珍しく、近所の路地に黒煙ちゃんが出ていた。
何に注目しているのかと思ったら鳩だった。あれは君の手には余ると思うよ。
転がりながらも鳩から視線が離れない黒煙ちゃん。本能に火がついちゃってるな。
これは時間がかかりそう。どうせ捕まえられないのは分かっているので、最後まで見届けずに帰宅した。