濃淡コンビ元気でね


所沢市の猫

 今日からマコちゃんの抗癌剤治療の2期目が始まり、いつものように8時半前にタクシーを呼んで出かけてお昼前に帰ってきた。1期目の5週間(うち1週間は白血球数減少のためお休み)は多剤併用+プレドニゾロンだったが、この間さしたる副作用もなかったことから、2期目の今回は自宅で服用するプレドニゾロンが省略となり、嫌がるマコちゃんに飲ませる作業がなくなってかなり助かった。このようにして「1期あたり4巡+1回休み」を4回繰り返す予定なので、一通り治療が終わるのは10月中旬〜下旬ごろになる見込み。6月以降はほとんど症状がないことから、このまま寛解するのではないかと楽観している一方、完治が難しいことは承知しており、この穏やかな期間が少しでも長く続くことを当面の目標にしている。
 猫の方は昨日の朝、新秋津〜東所沢のサイクリングで見かけた子たちを。帰宅後しばらくは当日中に紹介するつもりで張り切っていたが、暑くてだらけているうちにやる気がなくなってきて、そうこうしているうちに夜はマコちゃんを交えてジンギスカンを食べて満腹になり、睡魔に耐えられなくなって21時ごろには布団に入ったという次第。
 このコースは先月6日にも訪れたばかりだが、1ヶ月半という短周期で再訪したのは、前回の散歩で会えなかったお馴染さんが残っていたから。結論を先に書くとそれらの猫に会うことは今回も叶わず、猫の気配も感じられなかったことから、恐らく様々な理由でもうそこにはいないのではないかと思われた。清瀬の外れの老茶トラは高齢で死んだのかも知れないし、キジ白三毛の暮らす猫アパートは大部分が空室になっていたので、近いうちに取り壊されるのではないかと思う。
 まずは家を出た直後に覗いた武蔵邸の路地から。5時半という早い時間だからか、普段は見られない珍しい光景を目にした。
府中市の猫

 武蔵の毛色ではないし、クロエさんにしては白っぽいと思ってよく見たら、黒煙ちゃんちの黒白だった。
府中市の猫

 クロエさんの鋭い視線もどこ吹く風。臆病な子だとばかり思っていたけど、意外に胆力があるのね。
府中市の猫

 不満そうにしているけど、武蔵も黒煙邸で同じことをしてるからお互い様だね(参考)。
府中市の猫

 新秋津をスタートしたのは6:15。前回見かけた三毛を当てにして河岸断崖の坂道を下りると、三毛の代わりに茶トラ白がいたでござる。
所沢市の猫

所沢市の猫

 この毛色、時々見かけるよなーと思ってあとで調べたら、少なくとも中野島金沢文庫で会っていた。鉢割れはどんな毛色でも可愛らしいものだね。
所沢市の猫

 そしていつもの猫拠点へ。舌を鳴らすまでもなく足音でバレちゃう昨今。
所沢市の猫

所沢市の猫

 ここへ来るのも今日が最後。何しろ駅から遠いし、ほかの猫拠点とも繋がっていないし、とても来にくい場所なんだよ……。
所沢市の猫

 でもこの辺りは優しい人が多いから、淋しいけど心配はしていない。
所沢市の猫

 気難しそうな顔つきの茶トラはこれが地顔で、穏やかな性格の人懐っこい子。初めて会ったのはまだ子猫だった2014年10月。この年はたくさんの子猫が生まれたようで、そのうちの何匹かは今もここを縄張りにして暮らしている。
所沢市の猫

 一方のクリーム白は少し遅れて2015年8月からの知り合い。同じ日に出会った人懐っこい三毛ちゃんといつも一緒だったが、そちらは2021年9月を最後に姿を見なくなった。
所沢市の猫

 可愛い子たち。元気でいてね。
所沢市の猫

所沢市の猫

 タイミングによっては夥しい数の猫が現れる住宅街だが、この日、濃淡コンビのほかに見かけたのは2匹のみ。前回はここでレンズが壊れて撤収したわけだし、最後にもう少し会いたかったなー。
所沢市の猫

所沢市の猫

 前回は裏手の庭にいた子たち。だいぶ懐いてくれて、呼ぶと出てくるようになった。
所沢市の猫

所沢市の猫

 この家の猫には霜降りの遺伝子が受け継がれていて、前回裏手で会った霜降り三毛のほかにも、キジ霜降りキジ霜降り白といった毛色がいる。特に後者はエキゾチックな顔貌の美人さんなので、最後に一目会いたかった。
所沢市の猫

 その後、今は猫の子一匹いなくなった猫農家を覗いてみたものの、往年の盛況を感じさせるものは何もなく、東所沢の駅向こうで見かけたキジ白が最後になった。
所沢市の猫

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 プスプス言って呼んでみたけど眠くて目が開かない。野良然としたキジ白だった。
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 ゴール地点の東所沢に到着したのは8時ちょうど。朝のうちは曇っていたので、帰るついでに矢川に寄ってブアイソーズの黒白がいるか確認するつもりだったが、通勤ラッシュを避けて駅のベンチで休んでいるうちに晴れ渡ってしまい、9時ごろになってねぐらの第二宴会場を覗いてみたものの、すでにもぬけの殻。谷保へ向かう間に辛うじて2匹の猫を見かけただけだった。
国立市の猫

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 きれいな毛並みの茶トラは隣の家でたまに見かける子。
国立市の猫

 最後の写真は懐かしいアングルとなった。
国立市の猫

 かつてスクーター二毛と呼んだ猫が暮らしていたバイク小屋。そこで寝ているのは誰?
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 誰かと思ったら馴染のキジ白。しばらく見ないうちにずいぶんさっぱりしていて、一瞬誰だか分からなかった(いつもはこんな感じ)。
 昨日の猫はこれでおしまい。明日からしばらく日勤が続くので、頑張って早起きして挨拶回りしなきゃ。
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