30℃を軽く超えると脅されていた今日の気温は実際のところそれほどではなく、府中アメダスでは16時台に記録した28.1℃が最高だったようだ。日勤の勤務中は外の様子が分からないので、その日の天気は夜勤で出勤してきた同僚に聞くのがいちばん手っ取り早いが、駅やバス停から社屋にたどり着くまで上り坂が続くので、多くの場合、実際よりも「暑い」という感想を聞かされることになる。
朝のうちは曇って気温も20℃に満たなかったため、これといった心構えもなく5時半すぎに家を出発。駅までからし号で行くか自転車にするか迷ったが、もし武蔵やクロエさんが出ていた場合、からし号だとエンジン音に驚いて隠れてしまったりするので、今朝は何日かぶりで自転車を漕ぎ出した。そして30秒後、その選択が正しかったことが分かった。
黒煙邸の玄関先に三毛ちゃんが出ていた。生前の黒煙ちゃんに比べると出現頻度はずっと低く、見かけるのは3月下旬以来。
背後から鈴の音がして振り向くと、いつの間にか武蔵が現れて黒煙邸の敷地に入っていた。これは縄張りの侵犯、いわゆる現状変更の試みというやつだな。
やっぱりこうなるよなあ。黒煙ちゃんが守っていた小さな縄張りだけど、今は見張り役もいなくなったしなあ。
誰もいないと思って油断していた武蔵、まさかの三毛ちゃんに驚いて固まっている。
唸り声で威嚇する三毛ちゃんに動揺する武蔵。体格が小さいからって舐めてかかっていると、黒煙ちゃんにやられたみたいに大怪我させられるからね。
今朝のコースは西立川~立川まで。例によって大きく遠回りしているので、JRの営業キロなら1.9kmのところ、6.3km2時間の散歩となった。最初に立ち寄ったエビ邸では所定の位置にエビ子の姿を認めたものの、こちらの存在がバレると駆け寄ってきてしまうので、忍び足で近寄ってすかさず撮ったのがこの写真。
今月の日勤は今日が最後で、明日以降は夜勤ばかりなので、早朝の機嫌のいい時に会いに来た次第。
この辺りでたまに見かける子。この路地は家が建て替わって猫を見る機会も減っていたので、嬉しさもひとしおだ(建て替え前の様子はこちら)。
ここは灰色の熟女、故・青2号の路地。かつて彼女が鎮座していた車の上でキジ白が寛いでいた。
問答無用で逃げられると思っていたけど、思いのほか人懐っこい子だった。
キジ白のあとは50分ほど猫影が途絶えた。途中、立川の茶猫タウンで茶トラ白を2匹見かけたが、敷地の奥すぎて撮影を諦め、最後にカメラに収まったのはすでに逃げかけの三毛だった。
自宅の敷地の奥へ逃走し、涼しい顔で振り向いた。今日はこれでおしまい。