今月の残りの勤務はすべて夜勤の予定だったが、一昨昨日から偏頭痛の割と強いのが始まってしまい、一昨日の夜勤をほかの人に代わってもらって昨日まで家で臥せっていた。その結果、本来二連休の初日だった今日は日勤で出勤することになり、今朝も猫を探しながら5.2km彷徨い歩いて現在に至る。頭痛のお陰で真っ昼間の散歩を数日だけ先送りできたわけだが、今週末以降は軒並み30℃以上の最高気温が予想されており、今は絶望感に打ちひしがれている。
家を出たのは5時半すぎ。一昨昨日の朝と同様、黒煙邸の前に猫がいて武蔵と対峙していたが、今日いたのは三毛ちゃんではなく大白斑の黒白。三毛ちゃん以上に出現率が低い上に臆病と来ているので、こちらに気づいた瞬間、家の中へ逃げ込んでしまって歯が立たなかった。今朝は時間がなかったのでそのまま駅に向かったが、このあと武蔵は再び黒煙ちゃんの縄張りを侵犯したものと思われる。
スタート地点の拝島に到着したのは6:15。当てにしていたいくつかの猫拠点が空振りで、最初に猫を見かけたのは定点の猫マンションだった。
このマンションを根城にするモノクロ三兄弟の1匹。残りの2匹も建物の裏でつるんでいたが、近寄る間もなく見えなくなるまで逃亡。
説得の甲斐あってその場に落ち着いた。滅多に会えない子だが、この辺りにクラシックタビーの猫はほかにいないので、はっきり覚えている。あとで調べたら2018年12月以来だった。
……しかし気配には敏感。正面に回ってみると、すでにこちらに気づいて鳴いていた。
砂利の駐車場にはかつて小さな町工場が建っていて、猫好きの婆さんと仲間たちが暮らしていた。更地になってしばらく経つが、今でも猫の残り香があるのか、近所の二毛が排泄に訪れていた。
基本的に排泄中の写真は撮らないことにしているけど、まあ思い出深い場所なので。
茶色っぽい二毛も久しぶり。この辺りの猫はほぼ全員いなくなってしまった。
時刻は7時を過ぎて住宅街に人の気配が満ちてきた。猫たちはひとかたまりになって周囲を窺っている。
恐らく左側のキジトラがお母さん。灰色の子は初めてカメラに収まった今年1月の時点ではまだ子猫の体型だったが、今はすっかり大人びた。
上の写真と同じ構成のようだけど、お母さんが逃げて兄妹(推定)と入れ替わってる。
毛色の異なる三兄妹。この家には昔から薄色が存在し続けていて、俺の知る中では2013年1月に見かけた2匹が最も古い。この子たちの曾祖父母ぐらいにあたると思われる。
物置の上でまったり中の猫を発見。しかしこちらの存在はバレている。
一度は車の下へ逃げ込んだものの、秘奥義・かくれんぼにて気を引くことに成功。
だいぶ腰が引けちゃってるけど、全身を観察できたのでまあ良かった。
最後の猫は高みで発見。宥めてもすかしてもこれが精一杯だった。
明日も休暇だが、一日だけなので散歩する可能性は限りなく低い。全盛期に比べると、やる気の7割ぐらいが失われている。