台風のスピードが10km/h以下と遅かったので、昨夜は雨がだらだらと降り続けた。どこの猫拠点も水浸しだろうと思って、今朝の散歩はお休みするつもりでいたが、5時に目覚めた時に降っていた雨が6時半には止んでいたので、ちょっとだけ猫ヶ丘に寄り道してからバスに乗ることにした。猫ヶ丘といっても猫は以前よりだいぶ減っているので、会えるか会えないかは運次第。
丘の上へ続く急坂を息も絶え絶えに登っていると、10mほど前を1匹の猫が先行していて、声をかけると驚いた表情で振り向いた。
何気なく「ワイルド」という言葉を使ったが、考えてみると、イエネコの祖先であるリビアヤマネコで、この手のエラの張った顔を見た記憶がない。ヨーロッパヤマネコの血が混じっているのかな。
きれいと聞いて、隣家の三毛ちゃんは黙っていられない。にゃあと鳴いて現れた。
近所には人懐っこい猫がとても少ない。この子とさっきの茶トラ白は心のオアシスだ(アビちゃんも)。