雨が上がって今朝はとてもいい天気。日の出直後こそやや雲が残っていたものの、ほどなくドピーカンの青空になって、眩しすぎて猫を探すのに難儀するぐらいだった。朝早くてどうせ暗いなら、曇っていた方が写真は撮りやすい。今朝のように晴れてしまうと、コントラストが高すぎて白はぶっ飛ぶし、眼窩の深い猫は瞳に影ができて怖い顔に写ってしまったりもする。RAWで出力しているのでPhotoshopであんなことやこんなこともできるが、あまりやりすぎると事実と違ってくるし、そもそもたくさん写真があるのに、いちいちそんなこと面倒くさくてやってられない。すべてにおいてバランスの良い光線状態というのはなかなかないもんだ。
今朝の散歩は今月1日にも歩いたばかりの西立川から。先日は雨に降られて散歩を途中棄権したので、続きを歩くべく同じコースを辿ってみた。
駅を出て最初に会ったのは満身創痍の茶トラ君。いつもの場所にちょこんと座っていた。
バケツの水を飲もうとしたら、意外に冷たくてためらっているところ。相方の巨大黒猫は今日も不在だった。
冬の短縮ダイヤなので、目的地の柴崎体育館駅には1時間以内に到達しなければならない。やや急ぎ足で歩いていると、民家の敷地に佇むキジ白を見つけた。朝ご飯待ちかな。
ご飯を待つ時の猫の辛抱強さは並大抵ではない。どんなに寒い朝でも所定の場所でいつまでもじっとしている。
スタートから20分ほど経過してようやく日が差してきたころ、とある猫アパートの通路で茶トラ白を発見。冬は朝ご飯も遅くなりがちだから、待ち時間が余計長くなるね。
中央線の線路を渡り、市街地に入って間もなく、塀の上からこちらを見つめる黒発見。
ここはたまに通る猫ポイントなんだけれども、今朝はいやに多いなと思ったら、ちょうど朝食の時間だった。この家の奥さんによれば右の茶トラがいちばん押しが強くて、ほかの猫が順序よく食べているところ、強引に割って入ってくるそうだ。
食事中の猫たちと別れてさらに行くと、ここにもご飯待ちと思しき猫1匹。
……ちなみに上の写真はどこにもピントが合っていない。いちいち触れていないけど、実は新しいレンズに変えてから、こうした写真を量産していたりする。どうやらこのレンズはウンコレンズだったようなので、近いうちに以前使っていたのと同じものを中古で買うつもりだ。
ゴール地点にほど近い小さな墓地で、巡回帰りと思しき猫に行き会った。
この子は左側の家に住んでいる子。今までも何度か屋根の上にいるのを見かけたことがある(こちらの写真の左端)。
屋根の上に目を向けたらもう1匹出てきた。ここの猫たちは大白斑が多くて分かりにくいんだけど、たぶんこの子もさっきの子も霜降りだと思う。