張り切って燕麦の種を蒔いたというのに、いきなり気温が下がって奥多摩では雪が積もり、今日になってもまだ曇って寒いまま。我が家の2匹が猫草にありつけるのは当分先になりそうだが、気温が上がらないお陰で多摩エリアのソメイヨシノはまだ持っている。もともと今日は妻と外出する予定だったが、平成最後の桜を堪能すべく、妻の方は来週にリスケしてもらって、朝からこまこま散歩に出かけてきた。
引っ越してよかったと改めて思ったのは、駅が分倍河原と府中本町のどちらでも使える点だ。今朝は府中本町から武蔵野線に乗り、新秋津〜秋津と乗り換えて、所沢から飯能まで特急に乗って所要時間は1時間。目的地の高麗には7:19に着いたが、予想以上に曇って暗くて寒かったため、恐らくまだ猫は出てこないだろうと踏んでそのまま吾野まで乗り越し。駅前の自販機で温かい飲み物を買い、次の上り電車で折り返して、高麗駅に降り立ったのは8:08だった。
散歩開始を50分遅らせたことが吉と出るか、恐る恐る定点の猫拠点を覗いてみると、見覚えのあるキジ白がちょこなんとしてこちらを眺めていた。
半年に一度くらいしか来ないから、果たして元気でやっているのか、いつもどきどきしながら訪れている。この子は以前と変わらない人懐っこさで嬉しかったが、相方の三毛は見当たらなかった。
敷地から顔を出したのは茶トラ。この辺りの猫の中ではいちばん立場が弱いらしく、か細い声で鳴くばかり。
体が大きいからといって、上位になれるわけじゃないんだなあ。しっかりしろよー。
一通り挨拶を済ませると、猫たちはだいぶ懐いてくれて、行く先々へついてくるようになった。
平成の桜も見納めかー。最後に君たちと一緒に鑑賞できてよかった。
続いて現れたのは茶トラ白の女の子。この子もとても人懐っこい。
長毛二毛とは折り合いが悪く、周囲を気にしている様子。ちなみに去勢(避妊)済みを示す耳の切り欠きは右がオス、左がメスということになっているらしいが、実際のところまったく当てにならない。この子は左耳カットすなわちメスで合っているが、長毛二毛や相方の三毛はメスにもかかわらず右耳がカットされている。中には両耳がカットされているのもいて、何が何だか分からないので、俺は耳の切り欠きで性別を判定しないことにしている。
人懐っこい茶トラ白が現れたので、もう少しこの場所に留まって遊んでいくことにした。続きはまた後日。