販売開始と同時に注文したApple Watchが1週間前に届き、それ以来、常に腕につけて出歩くようになった。酷寒酷暑の猫散歩がオッサンたる俺の体をどれだけ蝕んでいるのか、心電図計測で見える化して、なるべく死なないように気をつけようというのが主たる目的だが、あいにく日本では医療機器としての認可が下りていないため、ハード的には対応しているものの、データを取得・表示するアプリが公開されていない。審査に1年程度かかるだろうとの観測もあり、待っている間に死んでは困るので、なるべく早く承認して欲しいと思っている。バッテリーの持ちは予想より良くて、朝6時に腕にはめて、夜7時に帰宅すると残りが67%ぐらい。25~26時間出ずっぱりの夜勤だとぎりぎりなので、充電器を買い足して職場の机に置いた。
今日は「飛び石出勤」で、休暇に挟まれた一日だけの日勤。この秋は曇りがちな日が多く、今朝も暗くて写真撮影が困難なレベルだったが、猫には会いたいのでいつも通り5:55に家を出た。散歩コースは南武線の西国立からモノレールの立川北まで。最近まったく猫を見なくなった怒りんぼさんの路地を過ぎ、さらに5分ほど歩くと、車の下に猫の姿が見えてきた。
ここは近所の猫たちの待合所。奥の方にもサビ猫が潜んでいるけど、これじゃ分かんないね。
少し離れた駐車場にも2匹。お腹が空いているのか、小さな声で鳴いている。
視線が向こうを向いている。ご飯の人は反対から来るんじゃなかったっけ。
こいつはここらでいちばん人懐っこい子。ちょうど現れたご飯のおじさんによると、穏やかな性格が幸いして、里親が決まったとのことだった。
一方こちらは当分外暮らしが続きそうな白。俺なんかはこの子も魅力的だと思うんだがなあ。
この2匹は年子の兄弟だそうだ。確かにいつもくっついて歩いているし、毛色の遺伝的にも矛盾しないが、言われないとなかなか想像できない組み合わせだ。まあ異父兄弟だろうけれども。
とあるコンビニの駐車場。ここは細い路地へのアプローチになっていて、遠慮がちに隅っこを歩いていると、モノトーンな近隣住民が隙間からこちらを覗き見ていた。
逃げかかるのを何とか宥めて止まってもらった。この子は2015年2月に知り合ったお馴染さん。しばらく会えずにいたけど元気そうで何より。
縁側て丸くなっているのもいた。カメラの音に気付いて振り向いたところ。
できれば二等兵の相方のクリーム猫や、市境のシャム姐さんにも会いたかったが、暗かったせいかどちらも不在だった。最後に立ち寄ったのは上矢印ちゃんの家。
強力な手ブレ補正に物を言わせてバシャバシャ撮っているが、ISO6400、絞りF8、シャッタースピード1/15という感じの暗さ。くっきり晴れた日の日陰を撮るよりはマシだが、できればもう少し明るい時に会いたかったな……。