香港台湾プチ旅の出発まで48時間を切り、香港エクスプレス航空からオンラインチェックインの案内メールが届いた。今までほとんどLCCを利用したことがなく、荷物の重量を意識したこともなかったんだが、メールに書かれていた「機内持ち込み制限7kg以内」の文言を見て、今さらながら不安になり、急遽荷造りして計ったところ5.6kgでセーフだった。荷物の内容は台湾猫旅と同じで、カメラ一式のほかは2日分のお泊りセットのみ。カメラなんかは毎日ショルダーでぶら下げているので、肩や首が痛くてとても辛いんだが、それでもAPS-Cだからこれで済んでいるのであって、フルサイズだったら倍近い重さになるはずだ。いくら画質が良くても体が持たないよなあ……。
夜勤前の散歩は少し欲張って、南武線の津田山から久地まで歩いてみた。今月8日の夜勤明けで逆コースを歩いた時に、尋常性白斑(vitiligo vulgaris)と思しきサバ白を見かけたんだが、とても臆病な子で、全身を確認することができなかった。猫の尋常性白斑は稀だそうで、果たしてあの時のサバ白がそうなのか、確認の機会を窺っていたのだった。
家を出たのは正午少し前。北風がやや強かったせいか、アビちゃんが窓辺に張り付いて、家に入りたそうにしていた。
3日前はお花のアクセサリーをつけていたのに、今日はまた違うリボンに変わってる。アビちゃんはたくさん着替えを持っているね。
風が強いので、高いところには出ていないかなと思ったが、辛うじて大丈夫みたいね。
分倍河原で南武線に乗り換えて、津田山に着いたのは12:51。途中何匹かの猫に逃げられたが、最初にカメラに収まったのが目的の猫だったのは運が良かった。
今日は君の毛皮を見学に来たんだよ。ちょっとだけ見せてもらえるかな。
ネット上で報告されている尋常性白斑の猫は黒や黒白ばかりで、それ以外の毛色はほとんど見当たらない。参考になるような写真もなく、専門家でもない俺が断定することはできないが、外観的には限りなくそれに近いと思う。ちなみにこの疾患は単に毛色が白く抜けるだけで、健康への影響はないそうだ。
そうこうしているうちに、来訪者の気配に気付いた相方が登場。前回、指の匂いで挨拶しようとしたら、全力で噛み砕こうとした子だ。
実は前回も見かけてはいたんだけど、写真を撮り損ねたんだよね。
年恰好が同じくらいに見えるので、この子たちはきっと兄弟なのだろうな。
会いたい猫に無事会えたし、動画も撮れて、今日は満足。あとは久地駅までぼちぼちと。
段ボール箱で寛いでいたキジ白。ちょっとサイズが合わないようだ。
14時を過ぎてこちらもお昼寝中。まだ少し風が強いので、ああいう場所が寝床になるようだ。
面倒臭そうに目を開けたのは大白斑の三毛。日陰か日なたか、どちらかにしてくれるとありがたいんだが、これ以上の反応はなかった。