熱帯夜が解消してエアコンに頼らずとも寝られるようになり、ほっとしていたのも束の間、今日は再び気温が上がって32.9℃を記録し、散歩中に体調を崩してしまった。今月は散々猛暑に苦しめられてきたので、猛暑日にもならない平凡な数値を見ると、つい舐めてかかってしまう。とはいえ休みなしで1時間半も歩き回ったのはまずかった。
猫の方もどこへ探しに行けばいいのやら、途方に暮れていたが、家を出て自転車に乗っていると、下校中と思しき児童生徒がちらほら歩いている。今は学校に冷房が普及してきて、以前より夏休みが短くなっていると聞くので、学校によってはすでに二学期が始まっているのかも知れない。とすれば某巨大公園の混雑も一段落しているかも知れず、久しぶりにスーダラ1号の様子を見に行ってみることにした。
450円を払って入園してみると、思惑通り客足はまばらで、普通の平日より空いているくらいだったが、肝腎のスーダラ1号は猫小屋で丸くなって動かない。こちらに気付いてはいるものの、こういう時あいつは頑なで、気が向かなければ絶対に出てこないので、諦めて次へ向かうことにした。
悲しいこともあれば嬉しいこともあるのが人生。あれに見えるはもしかして美人さんの妹かな。
声をかけたら引っくり返って、一回転するのを待っていたら、そのまま動かなくなってしまった。あんまり会えないから忘れられちゃったかな。
車も入れない細い路地は猫たちの恰好の遊び場だが、真夏の日中は閑散として、聞こえるのはシャワーのような蟬の声ばかり。辛うじて1匹発見したものの、あれも動きそうにない感じ。
油断しているように見えて、やはり猫。砂利道だとたやすくバレるな。
これはちょっと意地悪すぎる写真。こうでもしないと引いた構図に猫が入らないもので。
足元の葉っぱを踏む「かさ」という音で目を覚まし、次の瞬間、奥の方へ引っ込んでしまった。残念。
少し離れた家に似たようなのがもう1匹。どちらもキトゥンブルーが消えているので、2ヶ月は過ぎていると思う。この路地で生まれる子猫は圧倒的にキジ系、つまりアグチ遺伝子は優性のA-が多いんだが、劣性のaaを持っているとなると……、
西郷地バス停で一旦散歩を終了し、バスに乗って立川の柴崎町へ移動。モノレールの駅までの数百mを歩くうちに、もう一つの猫グループに遭遇した。
キジ霜降りは寝ぼけていて、何が起きているか分かっていない感じ。