昨日も今日も日差しの割に風が冷たいと感じていたが、やはり不安定な天気になっていたらしく、昨日は多摩センターで土砂降りの雨に遭遇したし、今日は夕方から埼玉や群馬で激しい雷雨になったそうだ。夜勤明けの散歩で歩いた登戸あたりは日差しがあり、猫たちにも会えるだろうと思っていたが、意外に振るわず、カメラに収まったのは3匹に留まった。
こちらは多摩川にほど近い猫住宅街。民家の敷地でキジ白がちょこなんとしていた。
左半身だけ香箱座りで、右半身がスフィンクス座り。一応警戒しているのかな。
今日のメイン猫は3匹目。とある暗渠道でこちらに背中を見せていた。
遠目には二毛(麦わら)のカラーポイントだろうと思っていたが、よくよく見るとイエローアイ。
不審者を見る目つきだがもう少し接近してみる。……この赤味はO遺伝子由来のレッドというよりターニッシュではないかなあ。一昨日の朝も黒煙ちゃんの盛大なターニッシュを観察したばかりだが、ああいう広範囲に渡るものだけでなく、局所的に少しだけ赤茶ける場合もある(例えばこちら)。だとしたらこいつの毛色は二毛ではなく、I遺伝子によりティッピングの生じた銀トラ(シルバーシェードタビー)になるわけだが、銀二毛(シルバーシェードタビー+カメオタビー)の可能性も捨て切れないし、銀二毛の銀色部分にさらにターニッシュが生じている可能性もあり、こうなってくると外見で判別することはほとんど無理だ。オスなら二毛の可能性はほぼないので、キンタマの所在を確認できれば判別の助けになるが、こういう時に限って逃げてくれないのでそれもできなかった。猫の毛色は海より深い。