DA15mmの片ボケが許容範囲を超えていて、このまま使い続けるのは被写体に申し訳ないレベルだったので、先日とある業者に修理を依頼した。「雨宿り夫婦」の日に発送して、現物を確認したと連絡が入ったのが今日の日中。めっちゃ傾いてますねーと感嘆しつつ、ベストの状態に仕上げますから少々お時間くださいと、頼もしい回答をもらえてまずは一安心。なぜ製造元のリコーではなくサードパーティに依頼したのかというと、片ボケというのは往々にして主観の問題で片付けられることが多く、特に製造元は線引きの難しいこの手の修理を嫌がるので、修理しても改善が見られないとか、そもそも断られたりとかいう徒労を踏みたくなかったからだ。
まあそんなことはどうでもいいんだが、今日の夜勤明けの散歩は稲城~稲城長沼、府中本町~府中競馬正門前の2区間。稲城の方はそれほど猫影が濃くないことが分かっているので、芳しくなければ府中に縋ろうという完璧な計画だ。
最初の区間で見かけた唯一の猫はこちら。保護色とかまったく考えずに伸びていた。
府中本町からは時々歩くコースで、今日は久しぶりに黒白爺さんに会えた。
平日ではあるが、年度替わりの狭間で人出は多い。佇立する爺さんは道行く人々に撫でられていた。
大あくびの爺さんと別れたあと、次に見かけたのも黒白。巡回帰りだったらしく、カメラを向けたら迷惑そうな声で鳴き声を上げた。
前足を畳んで落ち着くと、おねむな表情に変わった。青っぽく見える空は今いちすっきりしない。
手前がクリ坊。この毛色はクリームに分類しているんだけれども、希釈遺伝子由来ではないと思うので、クリームに分類するのは本来は誤りだと思っている。英語圏ではジンジャーとかサンディーとか呼ばれる毛色で、あくまでレッドから派生した毛色の一つだと思う。