今日は夜勤の出勤前に小金井の眼科に寄って診断書を受け取るため、散歩コースもそれに添うような形で分倍河原~東府中を選んだ。せっかく行くなら小金井市内を開拓したかったが、今日はよく晴れて28℃まで気温が上がるとの予報だったので、こんな日に知りもしない土地で探したって見つかりっこないと、出かける前から諦めていた。外に出たら意外に涼しかったので、結果的には眼科へ行く前に2.4kmほど歩いて猫にも会えて、小金井猫は通算7匹になったけれども。
今日はもう一つ、新しい試みとして、散歩先の神社で御朱印をもらってみようと思い立った。猫散歩では神社仏閣のお世話になることが多く(猫だけでなく休憩やトイレなどでも)、鳥居の前で一礼くらいはするものの、それ以上の興味を持って見ることはあまりなかった。家を出てから思いついたことなので御朱印帳の用意もなく、歩きながらスマホで調べたら、大きな神社では御朱印帳が頒布されているとのことだったので、散歩途中に大國魂神社に寄って御朱印帳と御朱印の両方をもらった。御朱印帳というのは想像していたより分厚くて、毎日持って歩くのは辛いかも知れない。
1匹目は2週間ほど前にも見かけたばかりの黒。今日もまったく同じ場所でお昼寝中だった。
前後不覚に寝ていると思ったけど、猫だけあって音には敏感だな。
日差しがあったのは最初だけで、あとはほとんど曇り空が続いた。気温も25.5℃止まりで、猫は普通に屋根に上っている。
……彼方に見えた大白斑は塀の陰に隠れてしまい、がっかりして歩き出すと、目の前に茶トラがいたでござる。お昼ご飯を待っているのかな。
近寄りすぎたら逃げてしまい、あとを追ったらさっきの大白斑と一緒に隠れていた。ここも猫の雰囲気が濃そうな場所だね。
あいにくお腹の足しになるようなものは持ってきていないんだよ。
定点の猫拠点。日なたと日陰の微妙な位置で茶トラが寛いでいた。
近寄りすぎると逃げる子なので、3mほど離れて写真を撮っていると、猫の目の前に大きな蜂が飛んできた。現場ではクマバチだろうと思って余裕かましていたが、あとで写真を拡大してみたらスズメバチだったようだ(マウスカーソルオンで場所表示)。あぶねえあぶねえ。
初めてこの子に会ったのは2014年10月、南武線猫行脚で南多摩→府中本町を歩いた時のこと。京王線猫行脚もそろそろ再開しないとなあ。
東府中で散歩を終えたのは13:40。ここからは武蔵小金井駅南口行きのバスがあり、眼科まで乗り換えなしで行ける。最初は先に眼科で診断書をもらい、そのあと余った時間で小金井市内を歩いてみるつもりだったが、車内でスマホの地図を眺めているうち、バスのルート近くに貫井神社というのを見つけて、途中下車して行ってみることにした。あわよくば御朱印ももらってしまおうという魂胆だ。
過ごしやすい天気だったせいか、猫の方もぼちぼち。通算6匹目の小金井猫が写っているのが分かるかな?
屋根の下でうだうだやっているうちに、目を覚ましてしまった。お昼寝中に済みませんね。
地面に降りて逃げ切るかなと思ったが、舌を鳴らして呼ぶと、立ち止まってこちらを振り向く。意外に人懐っこい子なのかも。
最初はまるで歯が立たないと思っていた小金井だが、何度も繰り返し歩くうちに猫の気配が見えてきた。ただ、今まで見かけた猫たちはどれもみな離れた場所に暮らしていて、会いに行くとなると駅からも遠くてそれなりに大変だ。このあと予定通り貫井神社にも参拝したが、ウイルス対策のため御札や御朱印の授与を中止しているとのこと。どうしても欲しいというわけではないが、黒白やキジトラに会いに行く口実に、そのうちまた訪ねてみるかも知れない。