今日からすべての緊急事態宣言が解除されたので、猫散歩も基本的に従来の活動方針に戻す。首都圏から出るのは6月19日以降にせよとのことだが、言われなくても今は遠出する時間も気力もなく、行くとしたら夏を過ぎた9月下旬以降になるだろうか。食堂の老店主が「コロナで気が抜けちゃった」と店を畳むのと同じように、この2ヶ月で俺も何だか気が抜けてしまった。ただし福島の猫温泉だけは妻が楽しみにしていることもあり、状況が許せば7月中に行くかも知れない。
今朝は三連続日勤の最終日ということで、少し頑張って4時半に起きた。当初の予定では平山~東中野~多摩センターという峠を二つも越えるルートで、5:38発の京王線下り始発に乗ろうとしていたが、よく考えたら平山には髪を切りに行く予定があるので、その時一緒に済ませた方が効率がいい。なので出発直前になって行き先を南武線の矢川に変更し、まずはブアイソーズの拠点を覗いてみることにした。
こういう佇まいのブアイソーズを見るのはずいぶん久しぶりだ。
うつむき加減の茶トラ白。ブアイソーズ幹部の一人だったが、同僚は皆いなくなってしまった。
昔は7時にご飯の婆さんが来てくれていたが、今どうなっているかは分からない。猫が意味なく待つとも思えないから、誰かがあとを引き継いだのかも知れない。
第二宴会場には常駐のサバトラがいた。たぶん相方の黒白もどこかに隠れているはず。
最近は夏日が続いているので、屋根の上よりも車の下に着目していたら、見事に裏をかかれたでござる。
まあ今朝は日差しがないんだけれども。やたら湿度の高い朝だった。
キジトラの路地の一本隣は神社の参道で、路面の作りがやや豪華になっている。猫というのはこういう雰囲気によく溶け込むね。
この子は顔見知りの人懐っこい三毛。ここはジョギングや自転車の往来がとても多く、撫でられ慣れているので、カメラを向けたくらいでは動じない。
今日の散歩でブアイソーズルート(矢川駅〜甲州街道駅)を選んだのは、ブアイソーズに会うことのほか、今月12日にようやく復旧成った日野橋を渡りたかったから。去年の台風19号で橋脚が沈下したため使用不能になり、それ以来7ヶ月間に渡って復旧工事が進められていた。日野橋の500mほど上流側にも立日橋というのが架かっているので、車の場合はさほど深刻な影響はなかったと思うが、歩行者はそうは行かない。猫散歩においては立川と日野を結ぶ欠かせないルートで、迂回するとなると猫なんかいない川の土手を1.5kmも余計に歩かなければならないので、開通を心待ちにしていた。
日野橋を渡った先で見かけた猫は定点の2匹。三毛はお尻だけ。
顔の模様が複雑すぎて、カメラのオートフォーカスが迷う子。肉眼でも表情を窺い知ることはムズカシイ。