体温並みの気温が続く中、覚悟を決めて夜勤前の散歩に臨んだわけだが、雲が多かったためか予想していたほどではなく、八王子では36.0℃で頭打ちとなった。ただし家を出た正午ごろの府中は36.7℃を記録しており、玄関を開けて気絶しそうになったことは言うまでもない。昨日の朝見かけた黒煙ちゃんの姿も見えず、猫になんか会える気がしないまま南武線で立川へ。さらに中央線の下りに乗り換えて、八王子に到着したのは12時半すぎだった。分倍河原から八王子へ行くのに、京王線を使わずにわざわざ立川を経由したのは、京王八王子からJR八王子までの500mを余計に歩くのさえイヤだったからだ。たったそれだけの距離でも、35℃超えとなると休憩と補水が一回は必要になる。
今日の猫は柳の花街で見かけた2匹。猫置屋の前庭に茶トラ白が佇んでいた。
猫にありがちな、無目的な佇まい。雨乞いしているなら無駄だよ、今日は夕立来ないみたいだから。
その辺を一回りしてみたものの猫影は薄く、ようやく見つけた黒猫(たぶんこいつ)に逃げられるなどして再び戻ると、ちょうど三毛姐さんが出てきたところだった。
どっかと腰を下ろした。いつもならもっと広い駐車スペースで寛ぐところだが、今は隣でビル工事が行われていて、そこには路面養生用の鋼板が敷かれている。さっきまで日光が当たっていたので熱いのだろう。
真っ昼間の散歩はあと3回続く(その後2日間の休暇を挟んで再び夜勤)。明日の退勤時はどこの猫に頼ろうか……。